会場の選定から出演者のブッキングまで、全てSEBASTIAN Xのメンバーが行った手作り感あふれるこのイベント。バンドステージとアコースティックステージの2ステージ制で進行したこの日は計8組が出演し、集まったオーディエンスを楽しませた。
トップバッターを務めたのは、SEBASTIAN Xの永原真夏(Vo)と工藤歩里(Key)によるスペシャルユニット・音沙汰。PAブースで永原が開演のアナウンスをしたのち客席を通ってステージに向かった2人は、ピアノと歌というシンプルなスタイルのステージでイベントの始まりを告げた。続くPanorama Steel Orchestraは陽気なサウンドで南国気分をオーディエンスに提供し、昼下がりの野外にぴったりな空気を作り上げた。またTurntable Filmsは心地良いカントリーサウンドを奏で、リラックスしたムードで観客を酔わせていく。
イベントの終盤戦を飾った
トリのSEBASTIAN Xは、個性豊かなゲスト陣に負けぬハイテンションなステージを展開。「光のたてがみ」「サファイアに告ぐ」といったライブでおなじみの楽曲や、新曲「GO BACK TO MONSTER」、矢野顕子「春咲小紅」のカバーなど、バラエティに富んだナンバーをオーディエンスに届けていく。最後は永原が「もっと遊ぼう!」と叫んだ「世界の果てまで連れてって!」でクライマックスに。そしてSEBASTIAN X初の野外イベントは、メンバーと観客の笑顔が満ちあふれる中で終了した。
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- SEBASTIAN X
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音楽ナタリー @natalie_mu
SEBASTIAN X主催「春告ジャンボリー」で個性派競演続出 http://t.co/sr1Ovovr