SEBASTIAN X主催「春告ジャンボリー」で個性派競演続出

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SEBASTIAN Xが主催する初の野外イベント「TOKYO春告ジャンボリー」が、昨日4月30日に東京・上野水上音楽堂にて開催された。

SEBASTIAN X(撮影:釘野孝宏)

SEBASTIAN X(撮影:釘野孝宏)

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会場の選定から出演者のブッキングまで、全てSEBASTIAN Xのメンバーが行った手作り感あふれるこのイベント。バンドステージとアコースティックステージの2ステージ制で進行したこの日は計8組が出演し、集まったオーディエンスを楽しませた。

トップバッターを務めたのは、SEBASTIAN Xの永原真夏(Vo)と工藤歩里(Key)によるスペシャルユニット・音沙汰。PAブースで永原が開演のアナウンスをしたのち客席を通ってステージに向かった2人は、ピアノと歌というシンプルなスタイルのステージでイベントの始まりを告げた。続くPanorama Steel Orchestraは陽気なサウンドで南国気分をオーディエンスに提供し、昼下がりの野外にぴったりな空気を作り上げた。またTurntable Filmsは心地良いカントリーサウンドを奏で、リラックスしたムードで観客を酔わせていく。

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団はソウルフルなサウンドと迫力たっぷりの歌声で観客を魅了し、中でも「オー・シャンゼリゼ」では観客の合唱を誘い一体感あるステージを繰り広げる。そして蜜は、マイペースなMCとともに絶妙なハーモニーを響かせていた。

イベントの終盤戦を飾ったWiennersは、パンキッシュなサウンドでバンドの勢いを存分にアピール。最後はノスタルジックな「午前6時」で夕暮れどきの上野を彩る。一転して太平洋不知火楽団の笹口聡吾による笹口騒音ハーモニカは、毒気を含むダークなフォークソングの連発で観客に鮮烈なインパクトを残していた。

トリのSEBASTIAN Xは、個性豊かなゲスト陣に負けぬハイテンションなステージを展開。「光のたてがみ」「サファイアに告ぐ」といったライブでおなじみの楽曲や、新曲「GO BACK TO MONSTER」、矢野顕子「春咲小紅」のカバーなど、バラエティに富んだナンバーをオーディエンスに届けていく。最後は永原が「もっと遊ぼう!」と叫んだ「世界の果てまで連れてって!」でクライマックスに。そしてSEBASTIAN X初の野外イベントは、メンバーと観客の笑顔が満ちあふれる中で終了した。

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