さくら学院の現編成ラストシングルは卒業式定番曲のカバー

さくら学院が12月23日に東京ドームシティ ラクーアガーデンステージにて、2ndシングル「ベリシュビッッ」のリリース記念イベントを開催した。

この日、さくら学院と一緒にクリスマスを過ごそうと集まったファンは総勢1000人。真冬の寒さにもかかわらず、イベント会場一帯は開始前から熱気に包まれ、メンバーがステージに登場すると、観客からは大きな歓声が上がった。

この日のイベントでさくら学院が披露したのは計6曲。MCで「『ベリシュビッッ』っていうのは『ベリーベリーシュビドゥバ』の略で『最高に幸せ』っていう意味なんです。一緒に幸せな時間を過ごしましょう！」と説明し、フォークダンスの定番曲「オクラホマミキサー」からメロディを引用した新曲「ベリシュビッッ」を披露した。観客は彼女たちのパフォーマンスに掛け声や振り付けで応え、さくら学院のフラッグを高く掲げていた。

またこの日は、12月に誕生日を迎える中元すず香、佐藤日向、松井愛莉へのバースデーサプライズも敢行。メンバーからバースデーソングが贈られると、ステージにサンタクロースが登場し3人にプレゼントが届けられた。ちょうどこの日が14歳の誕生日だった佐藤日向は、「本当にベリシュビッッな誕生日になりました！」と驚きと喜びを隠せない様子だった。

最後はクリスマスソングのカバー「赤鼻のトナカイ～サンタが町にやってくる」を披露。2月15日に3rdシングル「旅立ちの日に」をリリースすることも発表され、「来年はもっともっとベリシュビッッな一年にします！」と語って来年への決意を新たにした。

シングル「旅立ちの日に」は小・中学校の卒業式で現在もっとも歌われている合唱曲のカバー。中等部3年生の武藤彩未、三吉彩花、松井愛莉の3名も来春さくら学院から卒業することが決まっており、本作は現メンバーでリリースするラストシングルとなる。シングルにはCDのほか楽譜も封入。初回限定盤にはPVを収めたDVDと12ページのブックレットが同梱される。