スカパラ全国ホールツアー「景気良く」スタート

東京スカパラダイスオーケストラの全国ツアー「WORLD SKA SYMPHONY TOUR」の初日公演が、昨日11月1日に渋谷C.C.Lemonホールにて行われた。

このツアーは今年3月にリリースされたフルアルバム「WORLD SKA SYMPHONY」と、10月27日リリースのミニアルバム「Goldfingers」を携えての約1年ぶりの全国ツアー。初日の会場はひさびさのワンマンライブを待ち焦がれた約2000人のファンで満員となった。

オーディエンスを驚かせる意外なオープニングで始まったライブは、新作2作の楽曲を中心に懐かしい楽曲も交えて展開。谷中敦（B.Sax）は序盤のMCで「ずっとこの日を待ってました！ ツアー初日、来てくれて本当にありがとう。景気良く思いっきり騒いでください！」と叫び、会場の熱気をますます高めた。

ライブ後半では「Goldfingers」の中で上原ひろみとコラボレーションした新曲「水琴窟 -SUIKINKUTSU-」も披露。曲に入る前、NARGO（Tp）は「僕らは海外で演奏する機会が多いんだけど、海外に行けば行くほど日本の良さを感じるようになって、そういう曲を作りたいと思ってました。今回上原ひろみさんと一緒にやれることになって、彼女のイメージと日本のイメージがぴったり重なったのでこんな曲を作ってみました」と解説した。この日は上原に代わり沖祐市（Key）が美しいピアノの音色を響かせ、オーディエンスを魅了した。

このツアーは1月末まで、全国25カ所32公演を開催予定。ツアーファイナル公演は1月29日、富山オーバードホールにて行われる。

※記事初出時、メンバーのパート名の一部に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。