音楽ナタリー

14回目の「COUNTDOWN JAPAN」で18万人が熱狂

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RADWIMPS

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12月28日から31日の4日間にわたり、千葉・幕張メッセ国際展示場1~11ホールとイベントホールにて、恒例の屋内イベント「COUNTDOWN JAPAN 16/17」が開催された。

14回目となる今回は4日間合計で179組のアーティストが出演。18万1247人の観客が来場し、豪華アーティストたちの競演を楽しんだ。

1日目:12月28日

初日のEARTH STAGEは前年と同じくゴールデンボンバーがオープニングを飾った。彼らは水色のビニール袋でできた衣装を着てステージに登場。「抱きしめてシュヴァルツ」では喜矢武豊(Gita-)が「PPAP」を歌いながらアップルとパイナップルを入れたペヤングを食べ、樽美酒研二(Doramu)が亀甲縛りにされムチで打たれていた。GALAXY STAGEに登場した水曜日のカンパネラは2月8日発売のメジャー1stフルアルバム「SUPERMAN」より、「一休さん」と「坂本龍馬」をアルバムリリースに先駆けて初披露。「CDJ」初出場となる欅坂46は「サイレントマジョリティー」で勢いよくライブをスタートし、大勢の観客を沸かせた。

同じく今回が「CDJ」初出場となる上白石萌音はCOSMO STAGEを入場規制に。自身がヒロインの三葉の声を担当した映画「君の名は。」の主題歌であるRADWIMPS「なんでもないや(movie ver.)」「前前前世(movie ver.)」など人気曲を多数カバーし、堂々とした歌声を響かせた。MOON STAGEではBenthamが来春メジャーデビューすることを発表。大歓声が沸き上がる中、メジャーデビュー曲となる「激しい雨」をさっそく披露した。3年ぶりに「CDJ」に帰ってきたPerfumeは、1曲目の「Party Maker」でEARTH STAGEを大きく揺らす。ツアー三昧だった2016年を振り返り、ツアーの道中に「ポケモンGO」に3人でドハマりしたことを明かした。そして彼女たちはフロアを「ピチュー」「ププリン」「トゲピー」の3チームに分け、「ポケモン」「GO!」のコールを繰り広げる。ラストの「チョコレイト・ディスコ」まで駆け抜け、笑顔でステージを下りた。EARTH STAGEのトリを務めたback numberは「高嶺の花子さん」をはじめとする人気曲で観客を喜ばせる。アンコールでは「クリスマスソング」と「SISTER」を届け、初日の幕を下ろした。

2日目:12月29日

EARTH STAGEのトップバッター・レキシのステージでは、イルカの着ぐるみを着たキュウソネコカミのヤマサキセイヤ(Vo, G)がゲストで登場。また同じくEARTH STAGEで行われたキュウソネコカミのパフォーマンスにはレキシの池田貴史が乱入し、それぞれのステージで「KMTR645」を披露するなど、豪華なコラボでイベント序盤を盛り上げた。WANIMAは「聴いてほしい、一緒に歌いたい曲をいっぱい持ってきた」というKENTA(Vo, B)の言葉通り、「BIG UP」「Hey Lady」など観客の盛大なシンガロングを受けながらプレイ。KENTAは真剣な表情を見せて「来年はいいことがないかもしれない。小さいこと、大きなこといろんなことがあると思うけど、WANIMAがついとるけん」とファンへメッセージを送り、「THANX」「For you」をエモーショナルに歌い上げた。

GALAXY STAGEに登場した04 Limited Sazabysは疾走感あふれる「swim」で幕をあけると「fiction」「cubic」とエッジーな楽曲を連投し、ファンを熱狂させていく。入場規制がかかるほど人が集まったフロアを見渡しGEN(B, Vo)が「最高の絶景です。ごちそうさまです」と独特な言葉選びで喜びを語った。COSMO STAGEでAimerは、深みのあるハスキーな歌声で一気に自身の世界へと誘う。野田洋次郎(RADWIMPS)が手がけた「蝶々結び」、内澤崇仁(androp)が手がけた「カタオモイ」と、豪華アーティストによる提供曲を披露。最後に「今年にお別れを告げる曲」としてTK(凛として時雨)からの提供曲「us」を丁寧に歌い上げ観客を魅了した。

EARTH STAGEでのトリを務めた10-FEETは「VIBES BY VIBES」「goes on」などフェスでの鉄板曲を次々と繰り出し、観客をヒートアップさせる。TAKUMA(Vo, G)は「今日は爆死するつもりで来てるから、お前らももっと来いや!」と観客を煽り、会場内に盛大なシンガロングを巻き起こす。また彼らは2月にリリースされる新曲「ヒトリセカイ」もプレイ。たっぷりと約1時間にわたって楽曲を届けた彼らは「また来年!」と笑顔で叫び、2日目のイベントを締めくくった。

3日目:12月30日

3日目EARTH STAGEのトップバッターを務めたのはMONGOL800。1曲目の「小さな恋のうた」から盛大なシンガロングを響かせた彼らは、「PARTY」「OKINAWA CALLING」「あなたに」といったナンバーで会場の熱気を高めた。GALAXY STAGEの2番手を務めたストレイテナーは「TRAIN」「冬の太陽」などバラエティに富んだ楽曲群を披露する。ホリエアツシ(Vo, G, Piano)が「ありったけの愛のダンスチューンを奏でてみんなと踊りたい」と話したあと、バンドは「Alternative Dancer」を投下しフロアを揺らした。東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken YokoyamaがEARTH STAGEに現れると、観客は盛大な拍手と歓声で10人を迎える。彼らは「Paradise Has No Border」で勢いよくライブをスタートさせ、Ken Yokoyamaの楽曲「Punk Rock Dream」やコラボナンバー「道無き道、反骨の。」でダイナミックなサウンドを届けた。GALAXY STAGEで行われたフジファブリックのアクトは「銀河」「炎の舞」など、新旧織り交ぜられたラインナップで展開されていく。山内総一郎(Vo, G)は「若者のすべて」をしっとりと歌い上げたあと「飛ばしていきます!」と宣言。「夜明けのビート」でキレのあるギターソロを響かせた。

ASTRO ARENAに登場したnever young beachはリラックスした様子で「どんな感じ?」「あまり行かない喫茶店で」をプレイ。豊かなバンドアンサンブルと和やかなMCでハッピーなムードを作り出し、「明るい未来」「お別れの歌」でライブを締めくくった。続いて同ステージに現れたのはSuchmos。満員のフロアを眺めYONCE(Vo)は「めちゃくちゃうれしいです、ありがとう! かましてきたからな今年はマジで。がんばった証でしょうね」と笑顔を見せる。彼らは「Pacific」「YMM」「STAY TUNE」などグルーヴィなナンバーを畳み掛け観客を楽しませた。3日目のEARTH STAGEのトリを務めたサカナクションは1曲目に「ミュージック」を演奏。山口一郎(Vo, G)の「まだまだ踊れる?」という言葉を合図に「夜の踊り子」が投下されると、会場の熱気は一層ヒートアップしていく。「SAKANATRIBE TRANCE MIX」で場内を混沌とした雰囲気へと導いたあと、バンドは新曲「多分、風。」や岩寺基晴(G)のギターソロが観客を沸かせた「新宝島」をノンストップで奏でた。アンコールで山口は「これからもこういった会場とかライブハウスで、“音楽で”感動してもらいたいなと思います。一緒に2017年も楽しみましょう!」と挨拶。最後に「さよならはエモーション」で3日目の幕を閉じた。

4日目:12月31日

最終日のEARTH STAGEはグループ魂のアクトで幕開け。港カヲル(46歳)の前説から始まり、「ペニスJAPAN」「ウィリアム・カウパー」など下ネタ全開のナンバーをさっそく投下し、会場を爆笑させていた。MOON STAGEではココロオークションSHE'SShout it Outといった2016年にメジャーデビューしたバンドたちが熱演を繰り広げ、大勢の観客をフロアに集める。前年の「CDJ」を古村大介(G)の怪我によって出演キャンセルしたNICO Touches the Wallsにとって今回の「CDJ」はリベンジマッチ。「マシ・マシ」で大合唱を巻き起こしたあと、光村龍哉(Vo, G)は「EARTHに帰ってこられてほんっとにうれしい! また必ずここでみんなに会いたいです」と満面の笑顔を見せた。

夜の本気ダンスは前回のASTRO ARENAからスケールアップし、GALAXY STAGEに登場。満員のフロアをパワフルなダンスナンバーで躍らせる。ラストの「戦争」では米田貴紀(Vo, G)の呼びかけに応えて、観客たちが一斉にハイジャンプしていた。EARTH STAGEのカウントダウンを担当するアクトは「第67回NHK紅白歌合戦」の出場を終えて会場に駆け付けたRADWIMPS。彼らは「君の名は。」の主題歌の1つ「夢灯籠」でライブを開始する。大合唱を巻き起こした「君と羊と青」などを経て、ソロバトルを繰り広げた「おしゃかしゃま」で、2017年の幕開けを観客たちと祝った。続く「会心の一撃」が始まると銀テープが発射され、風船が会場へと降り注ぐ。野田洋次郎(Vo, G)が「無事(新年を)迎えられてよかったです……。ああもうビール飲みてえ!」と声を上げたあと、バンドは「前前前世」を投下。ラストの「トアルハルノヒ」まで演奏を終え、彼らは出番を終えた。続くTHE YELLOW MONKEYも「第67回NHK紅白歌合戦」の会場から幕張へと駆け付けた。途中、吉井和哉(Vo, G)の声が出なくなってしまい、ライブを中断するというハプニングもあったが、「バラ色の日々」「LOVE LOVE SHOW」など名曲が連発されるステージに観客は大いに沸いていた。そして29:00をもち、4日間にわたって幕張を熱狂させた14回目の「CDJ」は幕を閉じた。

(写真提供:rockin'on japan)

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