2人は2013年1月に石川・金沢21世紀美術館の展覧会「ソンエリュミエール、そして叡智」の関連プログラムとして、鈴木がライブドローイング、植野がアコースティックギターを担当する10時間におよぶパフォーマンスを実施。今回のアルバムは、3台の小さなレコーダーで捉えたその会場の音源から、3曲をセレクトしてパッケージした作品となっている。
ブックレットにはパフォーマンスの様子を撮った写真や、各自が寄せた文章を掲載。このパフォーマンスについて植野は「ヒラク君は、会場のあちこちで絵を描いてて、自分と近くで描いてる時もあればどこで描いているのか分からない時もあった。自分が弾く時間とヒラク君が描く時間は、基本的にはバラバラだ。描かれた絵は、そのまま描かれた場所に残っていく。音もそんな風に弾かれた場所に残っていったらいいなあ、と思って今回のアイデアを思いついた」、鈴木は「描くことによってはじめて生まれてくる場や時間というものがある。同じ場所に戻ってきた時には違う時間が流れ、同じ時間には別の場所で何かが起こっている。“今ここ”に関わるということは、違う場所や時間のことを想像するのと同じことだったりする」とコメントしている。
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