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LiSA、“折り返し地点のセミファイナル”で完全復活アピール

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LiSA(Photo by hajime kamiiisaka)

LiSA(Photo by hajime kamiiisaka)

LiSAのライブツアー「LiVE is Smile Always~Launcher~」の東京公演が6月6、7日に東京・Zepp Tokyoで開催された。この記事では6日公演の模様をレポートする。

LiSAは5月中旬、急性気管支炎罹患により、ツアー日程の一部延期を発表。この日のZepp公演は、5月30日の北海道・札幌PENNY LANE24公演に続く復帰後2度目のライブとなった。しかし彼女は病み上がりであることをみじんも感じさせないステージを展開した。

LiSAファン、通称“LiSAッ子”たちであふれかえったZeppに現れた彼女は、3月リリースのアルバム「Launcher」のアートワークにも使われたグリーンのランチャー砲からタオルをぶっ放すや、アルバムリードトラック「Mr.Launcher」と、アニメ「ソードアート・オンライン」のオープニングテーマ「crossing field」という2つのキラーチューンを投下。“LiSAッ子”たちの怒号のような歓声の中、“復帰第2戦”の幕を切って落とすと、その後もパワフルかつ変幻自在のパフォーマンスで「元気満点でございます」という自らの言葉を証明する。

「アコガレ望遠鏡」では“LiSAッ子”たちと大シンガロングを展開し、「蜜」「DOCTOR」では妖艶なダンスを披露。愛知公演と仙台公演が延期となったことにより、本来セミファイナルとなるはずだったこの日のライブがツアーの折り返し地点になったことに苦笑いを浮かべたのちには、最近取り組んでいるというギタープレイにトライする。白いギターを手に、やにわにコードをストロークし始めた彼女にサポートバンドが追随すると「今日は総選挙なのにライブに来てくれてありがとう!」と、当日福岡・ヤフオク!ドームで選抜総選挙を行っていたAKB48の「ヘビーローテーション」をカバーして“LiSAッ子”たちの爆笑を誘った。

笑顔あふれるフロアの「もう1回」コールに応え、再度この曲を演奏したLiSAは「誰かを喜ばせるためにがんばりたいときだってあるんですよ」と笑顔でギターをかき鳴らしながら「君にピエロ」をドロップ。途中、BLANKEY JET CITY「赤いタンバリン」のワンフレーズをインサートするなど、またも余裕のプレイを見せつけると「LiSAの音楽のことは私が信じさせてあげるから」と「ジェットロケット」の頭サビのコードを奏でて“LiSAッ子”たちの大合唱を先導した。

フロア目がけて無数のオレンジ&グリーンのテープが噴射されると同時に幕を開けた後半戦は一気呵成の展開に。LiSAは「Zeppの皆さん、もっと激しいの欲しい?」「もっとヤバいの欲しい?」とフロアを挑発しつつ「rapid life シンドローム」「L.Miranic」「ROCK-mode」「Rising Hope」とハードなアッパーチューンを連射し、その“激しく”、“ヤバい”楽曲群とパフォーマンスに“LiSAッ子”たちはこの日一番の歓声で呼応する。そして彼女が「みんなが好きなものの1つとして胸を張れるようにがんばるね」と改めて宣言し「シルシ」を歌ったところで、ライブ本編は幕。LiSAはそのアウトロが鳴り響く中、舞台袖へと歩を進めた。

その後も鳴り止まない歓声と拍手に応えたLiSAは「みんなまだ遊べんの?」「どんな日だって楽しんだもん勝ちでしょ!」との言葉のままに、ライブ後半戦同様、熱いセットリストでアンコールのステージを構成。新曲「Rally Go Round」では首から提げたピンクのホイッスルでフロアを煽り、自らのライブでの定番フレーズを詰め込んだ「コズミックジェットコースター」ではフロア最前列の“LiSAッ子”たちと握手をして回る。そしてそのフロアと「best day, best way」を高らかに歌い上げると、ライブスタッフから手渡されたランチャー砲を再びぶっ放し「マジみんな最高だよ!」と満面の笑みでシャウト。 “折り返し地点のセミファイナル”を締めくくった。

LiSA「LiVE is Smile Always~Launcher~」(※終了分は割愛)

2015年7月25日(土)東京都 豊洲PIT
2015年8月18日(火)愛知 Zepp Nagoya
2015年8月19日(水)愛知 Zepp Nagoya
2015年10月14日(水)宮城県 Rensa
2015年10月15日(木)宮城県 Rensa

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