立花ハジメの「フォント+音楽」USBアルバムが一般発売

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PLASTICSのギタリストであり、ADC賞最高賞を受賞しているグラフィックデザイナーでもある立花ハジメ。彼の作品「Monaco」が本日4月16日にUSBで発売された。「Monaco」は昨年9月に彼のサイトで、六角形の樹脂製パズル型ピースによる完全生産限定盤として販売していたもので、今回発売されるのはUSBのみによる値段を抑えた別形態商品となる。

立花ハジメ「Monaco」パッケージ。

立花ハジメ「Monaco」パッケージ。

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立花は初期のマッキントッシュに入っていたフォント「Monaco」をベースに、Windowsにも対応したオリジナルフォント「Monaco Regular」「Monaco Light」を制作。この作品はその2つのフォントと、ボーナストラック1曲を含む13曲の音楽をパッケージしたものとなる。

収録される音源は、藤原ヒロシ、高木完、大沢伸一といったトラックメイカーを迎えた楽曲や、かつて立花が藤井丈司、飯尾芳史と結成したテクノユニット・TECHIESによる新曲、そして1977年に行われたPLASTICSの貴重なライブ音源など。立花のこれまでの軌跡をたどる多様なダンスナンバーが収められる。なお立花にとって音楽作品の新作は、2007年にTHE CHILLとして発表したアルバム「THE CHILL」以来約6年ぶりとなる。

さらにUSBにはフォントと楽曲に加え、デジタルライナーノーツや、フォント「Monaco」の使用例となるインスタレーション100個も収められる。なおUSBの発売にあわせて、iTunes Storeなどの配信サイトでは楽曲のみの配信も全世界で行われている。

そして今回のリリースタイミングに合わせ、立花ハジメのオフィシャルサイトもリニューアル。2013年冬に行われた立花のライブ「GalleriAprochia Tour」の会場でしか手に入らなかった通称「生誕T」や、立花自身のOS9に残された「Graphics & Symbols」シリーズのTシャツの販売が開始され、さらにそのTシャツのマスターデータと、1995年に発売された書籍「APPLICATION TOUR」のPDFデータを期間限定で販売する新企画「File Collection」もスタートしている。

立花ハジメ「Monaco」収録曲

01. Max's Kansas City
[作詞・作曲:ウェイン・カウンティ]
02. 19th Neurvous Breakdown
[作詞:トシ / 作曲・編曲:TECHIES(立花ハジメ、藤井丈司、飯尾芳史)]
03. Ricky's Delight
[作曲・編曲:藤原ヒロシ]
04. Fontかな?
[作詞・作曲:立花ハジメ / 編曲:高木完]
05. Banana 2002 tii
[作曲:立花ハジメ / 編曲:高木完、藤井丈司、野崎美波]
06. Coming into Los Angeles
[作詞・作曲:アーロ・ガスリー / 編曲:大沢伸一]
07. Marcello
[作曲:Alessandro Marceloo / 編曲:立花ハジメ]
08. Modern Things Karaoke
[作詞・作曲:チャーリー・ブラウン / 編曲:大沢伸一]
09. PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _Opening
10. PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _In Tokyo
11. PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _Nato
12. PLASTICS Live at Q's Bar 1977 _Too Much Information
[09~12:作詞:中西俊夫 / 作曲:立花ハジメ)
13. Modern Things Piano(Bonus Track)

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