吉田晴登と演出・寺十吾が語る、月波兎「いつものオーロラが割った夜」
文学座同期の石井麗子と奥山美代子が、“次世代に続いていく演劇の創造”を目的に2023年に立ち上げた演劇集団・月波兎が、山崎元晴の書き下ろし「いつものオーロラが割った夜」を上演する。ギャグマンガ家の杉夫は、家族や近隣住民たちの私生活をネタに創作し、生計を立てている。家族や周囲の人たちと衝突が絶えないが、杉夫の孫・ケンイチは、そんな祖父に興味を持ち……。ステージナタリーでは、ケンイチ役を演じる吉田晴登と、演出を手がける寺十吾にインタビュー。さまざまな膨らみを持った本作について、2人の思いを語ってもらった。