Travis Japan川島如恵留主演「すべての幸運を⼿にした男」に花乃まりあ・大野拓朗ら

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Travis Japanの川島如恵留が初単独主演を務める舞台「すべての幸運を⼿にした男」の全キャストが決定。併せて、キービジュアルとキャラクタービジュアルが公開された。

「すべての幸運を⼿にした男」キービジュアル

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「すべての幸運を手にした男(The Man Who Had All the Luck)」は、1944年にアメリカ・ニューヨークで初演されたアーサー・ミラーの初期作品。自宅の納屋で小さな自動車整備工場を営むデイヴィッド・ビーヴス(川島)は、ある夜を境に幸運に恵まれ続けるようになり、そのことに不安を募らせる。今回の上演では、演出をイギリスのリンゼイ・ポズナーが務める。

「すべての幸運を⼿にした男」キャスト

「すべての幸運を⼿にした男」キャスト [拡大]

このたび、ディヴィッドの恋人でのちに妻となるヘスター・フォーク役に花乃まりあ、野球選手としての成功を夢見る兄エイモス・ビーヴス役に大野拓朗、誠実な整備工ガスタフ・エバーソン役に古河耕史、家庭の問題を抱え酒に溺れる男J.B.フェラー役に駒木根隆介、不慮の事故で足が不自由となった元兵士のショーリー役に永島敬三、デイヴィッドのおばであるベル役に栗田桃子、デイヴィッドにビジネスの機会をもたらすダン・ディブル役に内田紳一郎、ヘスターの父アンドリュー・フォークと、野球のコーチ・オーギー・ベルファストの2役に大石継太が決定。さらに、エイモスに夢を託し続ける父のパターソン・ビーヴス役で羽場裕一が出演する。

花乃は「どこへ転がっていくのか、どこに着地するのか、ずっとドキドキしながら台本を読みました。これぞまさに人生……! へスターはデイヴィッドの可能性や葛藤を深く理解し、愛し、支えとなる人物だと捉えています。彼女の存在もデイヴィッドのひとつの『幸運』であるよう演じたいです」とコメント。

大野は「本作のエイモスは報われません。でも、僕自身は幸運をいただきました。アーサー・ミラーの初期の作品に挑めること、そのご縁に深く感謝しています。運命・努力・幸運──3つがぶつかり合う物語の中で、人間の喜びや苦しみを感じながら、リンゼイ氏の演出のもと、日本のお客様に、心を込めて真っ直ぐ届けたいと思います」と語った。

本作は11月14日から12月2日まで東京・東京グローブ座で上演される。チケットの一般販売は10月13日10:00にスタート。

花乃まりあコメント

どこへ転がっていくのか、どこに着地するのか、ずっとドキドキしながら台本を読みました。これぞまさに人生……!
へスターはデイヴィッドの可能性や葛藤を深く理解し、愛し、支えとなる人物だと捉えています。彼女の存在もデイヴィッドのひとつの「幸運」であるよう演じたいです。
リンゼイさん、そして川島さんはじめとする素晴らしいキャストの皆様とご一緒させていただけることがとても楽しみです。

大野拓朗コメント

本作のエイモスは報われません。でも、僕自身は幸運をいただきました。アーサー・ミラーの初期の作品に挑めること、そのご縁に深く感謝しています。運命・努力・幸運──3つがぶつかり合う物語の中で、人間の喜びや苦しみを感じながら、リンゼイ氏の演出のもと、日本のお客様に、心を込めて真っ直ぐ届けたいと思います。

古河耕史コメント

尊敬する劇作家アーサー・ミラー氏の作品の上演に参加できることに、大きな喜びと光栄を感じております。“すべての幸運を手に”する人間を、今の日本の私達は一体どんな風に受けとめるのでしょうか。主演の川島さん、演出のリンゼイさん、そして素敵なキャストとスタッフの皆さんに、早く稽古場でお会いしたいです!

駒木根隆介コメント

「すべての幸運を手にした男」いいタイトルですね。
常々、自分がこうして演劇やら何やら好きなことで生活できているのは、本当に「幸運」だと思っているのですが、今回も素敵なご縁をいただきまして、少しでも作品の力になれればと思っています。
主演の川島如恵留さん、演出のリンゼイ・ポズナー氏とは初めての創作となりますので、どのような現場になるかとても楽しみです。
アーサー・ミラー作品も初めてのわたくし、頼もしいことは重々承知の共演者の皆さまと一丸となって、この座組でしか作れない世界を丁寧に構築していきたいと思っています。

永島敬三コメント

まず、今回アーサー・ミラーの戯曲に初めて挑めることがとても有り難い機会だと思っています。
そして英国の演劇界を代表するリンゼイさんとの創作や、川島さんはじめとても強力な俳優の方々との共演も、大いに楽しみです。
「運命」という言葉がキーワードになる作品ですが、様々な障壁や迷いの中で翻弄される登場人物たちがどういった運命を辿るのか、自分自身もきちんと考え、迷いながら役を深めていけたらと思っています。

栗田桃子コメント

演出家のリンゼイさんとは、3年前アーサー・ミラー作「みんな我が子」という作品で初めてご一緒させて頂きました。異国の方の演出を受けるのが初めてで、緊張していたのですが、リンゼイさんはとてもとても優しくて、一緒にその役のことを考えて柔らかく対応して下さいました。
今回またご一緒させて頂けること、本当に嬉しいです! 私は今回ちょっとの出番ですが、キャスト全員の方が初めまして、の皆さまとリンゼイさんと、観てよかったと思って頂ける作品になりますよう頑張ります。

内田紳一郎コメント

東京グローブ座の舞台に立つのは、な~んと21年ぶり! 「スカパン」「スタンド・バイ・ミー」そして今回の「すべての幸運を手にした男」ん? 頭文字がみんなSで始まってる!! 初めて自腹で観た芝居がアーサー・ミラーの「セールスマンの死」これもS!? なんとも不思議な縁(えにし)に導かれたようで……。素敵なスタッフ、キャスト、そしてお客様と一緒に幸せな舞台を作って行きまっしょう!!!

大石継太コメント

アーサー・ミラーの作品は「THE PRICE」に次いで、2本目です。
アーサー・ミラーの人間ドラマを演出家のリンゼイ・ポズナーさん、キャスト、スタッフで創りあげて行くのが今からとても楽しみです。僕は二役!に挑みます! どちらも物語を波及する役です。
どうする?! いやぁウキウキです。臆せずチャレンジしていきましょう!楽しい稽古場になる様カンパニー全員で走り出します!

羽場裕一コメント

こんにちは羽場裕一です。
役どころは、主人公デイヴィッドの父パターソン・ビーヴス。
デイヴィッドの兄エイモスを大リーグプレーヤーにする為に心血を注いでいる男です。
そんな男を演じる私は野球をまったく知りません。そもそもスポーツ自体に興味がないのです。筋金入りの文系なのです。
さて、この役、どうしましょう。
私でいいんですかねー。
あっ、大谷翔平は知ってます。確かドジャース……だったよね。

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すべての幸運を⼿にした男

開催日程・会場

2025年11月14日(金)〜12月2日(火)
東京都 東京グローブ座

スタッフ

作:アーサー・ミラー
翻訳:髙田曜子
演出:リンゼイ・ポズナー

出演

川島如恵留 / 花乃まりあ / 大野拓朗 / 古河耕史 / 駒木根隆介 / 永島敬三 / 栗田桃子 / 内田紳一郎 / 大石継太 / 羽場裕一

公演・舞台情報

読者の反応

AgyaatPatr 🕊 @AgyaatPatr

@stage_natalie 川島如恵留さん主演✨ 恋人役に花野真里伽さん、弟役に大野拓朗さんと、キャスト陣も豪華…!😍 舞台の雰囲気を全開にして、コメントも全部読むのが待ちきれません💖

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