藤原竜也の相手役に森田望智、村上春樹原作の舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

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藤原竜也主演の舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に、藤原の相手役として森田望智が出演することが決定した。

森田望智

森田望智

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舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」仮チラシ

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村上春樹の長編小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は、1985年に刊行された村上の初期作品。作中では、高い壁に囲まれた街の図書館で一角獣の頭骨に収められた夢を読む“僕”の物語「世界の終り」と、謎の博士によって意識の核に思考回路を埋め込まれた“私”の物語「ハードボイルド・ワンダーランド」という2つの世界が同時進行する。

今回の舞台化で演出・振付を手がけるフィリップ・ドゥクフレは、4歳よりフィギュアスケートやクラシックバレエに触れてきた森田に対して、「素晴らしい俳優でありダンサーである」とその身体能力と表現力を評価。自身初のストレートプレイ出演となる森田は「これまで憧れ続けてきた舞台という場所で募る想いを昇華できる喜びと、原作で感じたその何かを探求できる日々がこれから始まることにドキドキしています。藤原竜也さんとフィリップ・ドゥフクレさん。お二方の大きな背中に力の限りついていけるよう精一杯走り切ります!」と意気込みを語った。

その他キャストや配役などは続報を待とう。本作は来年1月に東京芸術劇場プレイハウスにて開幕したのち、宮城・愛知・兵庫・福岡にてツアー公演が予定されている。

森田望智コメント

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド。
村上春樹さんが紡ぐ2つの世界を行き来するこの物語の虜になりました。
忙殺されていく普遍的な日常をわたしはちゃんと生きられているのだろうか?
見えているものの不確かさや、影があって光がある尊さをわたしはどれほど感じ取れているだろうか?
何だかぼんやりとした、言葉には表せない白か黒かも分からないような大切な何かが、ずっと胸にとどまっています。
これまで憧れ続けてきた舞台という場所で募る想いを昇華できる喜びと、原作で感じたその何かを探求できる日々がこれから始まることにドキドキしています。
藤原竜也さんとフィリップ・ドゥフクレさん。
お二方の大きな背中に力の限りついていけるよう精一杯走り切ります! よろしくお願いいたします。

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舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

2026年1月〜
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

スタッフ

原作:村上春樹
脚本:高橋亜子
演出・振付:フィリップ・ドゥクフレ

出演

藤原竜也 / 森田望智

※宮城・兵庫・愛知・福岡公演あり。

公演・舞台情報

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ヨウ @yoh_sunny_

これは気になるな…… https://t.co/moyh65T5gJ

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