「from HOUSE to HOUSE」では、
作・演出を手がける坂本奈央は、開幕に際し、「ご来場いただきまして、誠にありがとうございます。本公演は、はじめての再演企画です。どちらの作品も『家』のなかでのコミュニケーションを描いていますが、家族やパートナーといった親密な関係の人物は出てきません。ひとはプライベートな空間で、社交性が必要な相手とどういった交流をはかるのでしょうか。私的空間であるからこそ、あえて距離をとったり、逆にとらなかったり、いつもだったら言える軽口がその場では冗談に聞こえなくなったり、もしくは、いつも言えないことが口をついて出てしまったり。外では分かりやすい関係でいられたのが、家のなかではなぜか曖昧な、ぐにゃりとした関係になってしまうことがあると思います。そんなパブリックとプライベートとの綱引きを、来場してくださる方にご覧いただけたらと思います。自分ひとりしか自分にはいないと、感じてしまった瞬間を生きるすべての人へ」とコメントした。
上演時間は「Deep in the woods」が約1時間30分、「I'll BE OKAY」が約1時間35分。公演は6月22日まで。また、7月5日から20日にかけて映像配信が行われる。
終のすみか「from HOUSE to HOUSE」
2025年6月19日(木)〜22日(日) ※公演終了
東京都 劇場HOPE
スタッフ
作・演出:坂本奈央
出演
「I'll BE OKAY」
「Deep in the woods」
※U-30チケット、学生割引あり。
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西部守 @24bm1
終のすみか拝見しました!
武田くんの奮闘を拝見し、演出面では見せない事で想像させるのを複数回入れながらの思考の誘導はお見事でした✨
重さも重くなりすぎない良きバランス! https://t.co/xSruz2YT6s