本作は、脚本を
開幕に際し、主宰の塚原は「ゴツプロ!は2018年から台湾との演劇交流を続けてきました。言葉も文化も異なるなか、芝居を通じて少しずつ信頼を育んできました。その積み重ねの先に生まれたのが、本作『流浪樹~TheWandererTree~』です」「戦後80年という節目のいま、この作品を通して過去を見つめ、そして日台それぞれの未来に希望を抱きたいと願っています。海を越えて、人と人とが出会い、心を通わせるそんな演劇の力を信じて、この作品をお届けします」とコメント。
泉は「簡単に行き来できるようになった今の時代。けれど、あの時代には──行きたくても行けず、帰りたくても帰れなかった現実がありました。その中で、誰かを想い、想われ、ほんのわずかな希望にすがりながら必死に生きた人たちがいます。この物語は、戦中・戦後という激動の時代を懸命に生き抜いた、市井の人々の群像劇です。その姿から、きっと“生きる”ということの本質が浮かび上がってくると思っています。ゴツプロ!がお届けする、日台の記憶をたどる物語。未来へ向けて、この作品が届くことを願いながら、劇場でお待ちしております」と呼びかけた。
上演時間は約1時間50分。東京公演は6月8日まで。本作はその後、26日から29日まで台湾・国立臺北藝術大学展演アートセンター戯劇庁にて上演される。台湾公演は「関渡アートフェスティバル」参加作品となる。
塚原大助コメント
ゴツプロ!は2018年から台湾との演劇交流を続けてきました。言葉も文化も異なるなか、芝居を通じて少しずつ信頼を育んできました。その積み重ねの先に生まれたのが、本作「流浪樹~TheWandererTree~」です。
台湾からは、張寗(Chang Ning)さん、黃冠智(Akira Huang)さんという素晴らしい俳優を迎え、さらに台湾出身の劇作家・沈琬婷(Shen Wan-Ting)さんが共同脚本として参加。演出はゴツプロ!の泉知束が担当し、東京・本多劇場と台湾・国立台北芸術大学にて上演いたします。
戦後80年という節目のいま、この作品を通して過去を見つめ、そして日台それぞれの未来に希望を抱きたいと願っています。
海を越えて、人と人とが出会い、心を通わせるそんな演劇の力を信じて、この作品をお届けします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
泉知束コメント
戦後80年という節目の年に、このような舞台に取り組めることに大きな意義を感じています。
簡単に行き来できるようになった今の時代。
けれど、あの時代には──行きたくても行けず、帰りたくても帰れなかった現実がありました。
その中で、誰かを想い、想われ、ほんのわずかな希望にすがりながら必死に生きた人たちがいます。
この物語は、戦中・戦後という激動の時代を懸命に生き抜いた、市井の人々の群像劇です。
その姿から、きっと“生きる”ということの本質が浮かび上がってくると思っています。
ゴツプロ!がお届けする、日台の記憶をたどる物語。
未来へ向けて、この作品が届くことを願いながら、劇場でお待ちしております。
ゴツプロ!第十一回公演「流浪樹 ~The Wanderer Tree~」
2025年6月2日(月)〜8日(日)
東京都 本多劇場
2025年6月26日(木)〜29日(日)
台湾 国立臺北藝術大学展演アートセンター戯劇庁
スタッフ
共同脚本:
演出:
出演
※中津留章仁は体調上の理由で演出を降板し、沈琬婷(Shen Wan-Ting)が共同脚本、泉知束が演出を担当します。また、泉は出演を取りやめ、片山享が代役を務めます。なお、創作体制の変更に伴い、5月29日から6月1日までの公演が中止になりました。
※U-25割引、養成所割引あり。
関連記事
木原勝利 @kiharanano
本多劇場にて観劇
『流浪樹~The Wanderer Tree~』
1943年日本、激動の時代。
台湾人俳優2名を迎え、市井の人々が必死に生き抜く姿に釘付けになった。
台湾訛りのハッキリと聞き取れる日本語が劇場包む。
やはり舞台はいい。
8日まで本多劇場で。
#ゴツプロ!第十一回公演
#流浪樹 https://t.co/UQ39hOkzoE https://t.co/T8oO5LNnu6