オジサン達が大奮闘、川名幸宏を作・演出に迎えたゴツプロ！「たかが十年の祭り」開幕

ゴツプロ！ 第10回公演「たかが十年の祭り」が、昨日12月18日に東京のザ・スズナリで開幕した。

「たかが十年の祭り」は、東京夜光主宰の川名幸宏が作・演出を手がける作品。戦中の温泉街で生きる男たちの姿を描いた本作には、ゴツプロ！メンバーの塚原大助、浜谷康幸、佐藤正和、泉知束、渡邊聡、44北川が出演する。

開幕に際し、ゴツプロ！主宰の塚原は「ゴツプロ！第十回目の公演がいよいよ始まります。今作品『たかが十年の祭り』をこの年末に下北沢で、そして年始にかけて台北・北投にて開催できるとこを心より嬉しく思います。実に6年ぶりのメンバーだけの公演、オジサン達が大奮闘しております。ご来場心よりお待ちしております」とコメント。

川名は「『あんたたち、無謀だよ』 チラシのコメントを求められて、ゴツプロ！の皆さんへ殴り書いた言葉です。演劇人として大先輩の、むさ苦しい50前後の男6人と、本当に苦しく、そして幸せな創作の日々を過ごさせていただきました。2024年の最後に、無謀な祭りに突き進む男たちを、目撃して欲しいです」と観客にメッセージを送った。

上演時間は約1時間45分で、東京公演は12月22日まで。なお本作は「北投アートフェスティバル」参加作品として、27日から29日まで、1月3日から5日まで台湾・台湾戯曲センターでも上演される。