「豊岡演劇祭2025」開催決定、明日からフリンジプログラム公募開始

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「豊岡演劇祭2025」が9月11日から23日まで兵庫県の豊岡市と但馬地域で開催される。

「豊岡演劇祭2025」ロゴ

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今年で6年目を迎える「豊岡演劇祭」は、平田オリザがフェスティバルディレクターを務める演劇祭。豊岡、城崎、竹野、神鍋といった豊岡市をコアエリア、但馬地域の養父市と香美町をサテライトエリアとして、劇場、温泉街、海岸、高原、神社など屋内外で約70のプログラムが行われる。

「豊岡演劇祭2025」の開催に向け、平田は「今年のディレクターズプログラムは、いつもより少し挑戦的で、先端的な作品を多く用意しました。一方で、豊岡、但馬の皆様には下駄履きで行ける演劇祭として、さらに親しみの持てる内容を増やしていきます」とし、「合間に、温泉やおいしい食事を組み込んでいただいて、お一人お一人の演劇祭プログラムを組んでいただければと願います」と呼びかけた。

今回の公式プログラムでは、「豊岡演劇祭2020」で披露された「平田オリザ+中堀海都 室内オペラ『零(ゼロ)』」の続編として、「平田オリザ+中堀海都 シアターオペラ『その星には音がない ー時計仕掛けの宇宙ー』」が上演される。本作は豊岡演劇祭、瀬戸内国際芸術祭、水戸国際音楽祭の共同制作となる。

なお、フリンジプログラムは明日3月31日より公募が開始される。

平田オリザ コメント

豊岡演劇祭の何よりの醍醐味は回遊性です。

たくさんのパフォーマンスと、たくさんの催しと、そしてたくさんの観光施設を楽しんでいただけるのが豊岡演劇祭の魅力です。

今年のディレクターズプログラムは、いつもより少し挑戦的で、先端的な作品を多く用意しました。

一方で、豊岡、但馬の皆様には下駄履きで行ける演劇祭として、さらに親しみの持てる内容を増やしていきます。

家族で楽しめるもの、気軽に立ち寄れるプログラムも多くありますので、ご家族で楽しんでいただければ幸いです。

その合間に、温泉やおいしい食事を組み込んでいただいて、お一人お一人の演劇祭プログラムを組んでいただければと願います。

今年も豊岡で、但馬で、皆さんをお待ちしています。

豊岡演劇祭実行委員会 高宮浩之会長 コメント

豊岡演劇祭も5年が経過し、多くのアーティストがこの地に訪れ、豊かな交流が生まれました。最初はどのように楽しんでいいかわからないという人も多くいましたが、さまざまなジャンルの作品に触れることで、確かな変化が生まれてきました。

この5年で演劇、ダンス、音楽、映像芸術など、多岐にわたるジャンルの作品が披露され、地域とアーティストの間に新たなつながりを築いてきました。

今年はどんな作品に出会えるのか、いまからワクワクしています。豊かな自然、様々な歴史やバックグラウンドを持つこの地で素晴らしい作品を発表していただけることを、心から楽しみにしています。

豊岡演劇祭は、地域とアートが融合する場として、これからも新たな魅力を発信し続けていきたいと思っています。皆さんと一緒に、素晴らしい時間を共有できることを今から楽しみにしています。

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「豊岡演劇祭2025」

2025年9月11日(木)~23日(火・祝)
兵庫県 豊岡市民会館、豊岡市民プラザ、城崎国際アートセンター、江原河畔劇場、やぶ市民交流広場 ほか

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