手紙でつづる「受取人不明 ADDRESS UNKNOWN」に青柳尊哉・須賀貴匡ら3ペア

unrato #13「受取人不明 ADDRESS UNKNOWN」が、7月に東京・赤坂RED/THEATERで上演される。

「ADDRESS UNKNOWN」は、クレスマン・テイラー作の小説をもとに、フランク・ダンロップが脚色を手がけ、2004年にオフブロードウェイにて初演された作品。日本では2018・2019年にunratoにより上演されている。今回は初演キャストである青柳尊哉・須賀貴匡ペアに加え、大石継太・天宮良、水田航生・鯨井康介という3チームが出演する。

劇中では、20数通の手紙によって物語がつづられる。マックスとマルティンはアメリカで画廊を共同経営し、成功を収めた親友同士。1932年、ドイツ人であるマルティンはミュンヘンに帰国する。ユダヤ人のマックスはサンフランシスコに残り、ドイツとアメリカにいる2人の手紙のやりとりが始まった。不況にあえぐドイツにはヒットラーが登場。裕福な成功者であるマルティンは徐々にナチズムに心頭していき……。翻訳を小田島創志、演出を大河内直子が担当する。

公演詳細は続報を待とう。