ザ・プレイボーイズ20周年記念公演スタート、善雄善雄が感慨「最高の20周年です」

第35回下北沢演劇祭参加作品 ザ・プレイボーイズ 第12回公演「パラレルワールドより愛をこめて」「パラレルワールドでも恋におちて」が、昨日2月2日に東京・シアター711で開幕した。

ザ・プレイボーイズは、善雄善雄（当時は堀善雄）が桜美林大学在学中の2005年に旗揚げした劇団。20周年を記念した今回の公演では、それぞれ上演時間約1時間の“パラレルワールドコメディ”「パラレルワールドより愛をこめて」「パラレルワールドでも恋におちて」が2本立てで上演される。「パラレルワールドより愛をこめて」には、鈴木浩文、犬飼直紀、村田和明、稲葉佳那子、熊野ふみが出演。「パラレルワールドでも恋におちて」には、帯金ゆかり、まちだまちこ、砂田桃子、佛淵和哉、おなか☆すいたろうがキャスティングされている。

両作の作・演出を手がける善雄は「開幕しました！ ザ・プレイボーイズ20周年記念公演です。20年もやってるとわかってくるのですが、演劇をどれだけ頑張ってもお金にならないし、人生もほとんど変わりません。でも、本当に素敵なキャスト・スタッフの皆様にお集まりいただけて、できあがった作品を観てみて、もうなんだっていいから、この世界線でこの公演をやるという選択をした自分で本当によかったと思っています。きっとすべての並行世界の中でも、一番おもしろくて一番好きなものができました。最高の20周年です。どうか、この文章を読む選択をしてくれたあなたにも、観てほしい。観れない世界線に分岐しちゃう前に。2月9日（日）まで、下北沢シアター711で待ってます」とコメントした。

公演は2月9日まで。