4月に上演される
これは、福岡を拠点に活動する
会見にはガラパの主宰・
また椎木は「先日とある飲み屋で居合わせた方に『福岡で演劇をがんばっている人がいるんだ。底辺から頂点を目指すって良いよね』と言われた。その方には何の他意もなかったと思いますが、僕は福岡が底辺だと思ったことは一度もない。今回の公演が、皆さんが福岡をもっと好きになるきっかけになればうれしいし、『福岡、すごいぞ!』と伝えたい」と言葉に力を込め、「福岡市民ホール 中ホールで演劇公演をやることが地元の演劇界でステータスになれば。そのためにも結果を出したい」と意気込みを語った。
川口は、本作のセリフが博多弁であることに触れて「僕は福岡をモチーフにした架空の街を舞台にすることが多いけど、今回は福岡の実際の地名を使用します。大阪や東京の方にも、福岡の雰囲気を感じてほしい」と話す。また「見上げんな!」というタイトルについて川口は「福岡には“プチ東京”のようなところがあるが、福岡ならではの素晴らしいものも多い。それに劇中には“届かないもの”を見続けるキャラクターも出てくる。だから『見上げるのではなく前を向こう』という、人間賛歌のようなメッセージを届けられたら」と話した。
「声をかけてもらってうれしかった」と言う松居は、演出プランは検討中としつつ、「福岡市民ホール 中ホールの可能性を見せられる舞台になれば」と語り、「“行儀の良い”作品にならないようにしたい。僕が演劇をやりたいと思ったのは、テレビや映画とは違う衝撃的な観劇体験のおかげ。今回の公演が若者にとって何かのきっかけになればうれしい」と期待を口にする。また小山田の書き下ろし楽曲について松居は「椎木さんの熱い思いを聞いて、小山田さんはまるで高校時代のような表情になって『何を歌えばいいかわかった』と言っていた。20年の歴史を感じる曲になると思う」と話した。
出演者の古賀は「福岡市民ホールが末永く続くよう、今回のオープンをお祝いしたい」、青野は「川口さんはよく稽古場で“混ぜ合わせる”と言っている。いろいろな方たちと力を混ぜ合わせられるのを楽しみにしています」とコメント。千代田は「私たちガラパが、福岡ゆかりの皆さんとどんな大冒険ができるかワクワク」、約2年前にガラパに加入した富永は「楽しみながら、福岡から“突風”を吹かせたい」と意気込みを語る。
福岡出身の田島は「福岡から大阪、東京に作品を持って行けるのは珍しい。福岡の演劇を盛り上げる公演になれば」と期待を口にする。熊本生まれで、子供時代に福岡でも活動を始めたという神田は「Zoomで皆さんとミーティングをした際、私のネガティブさもポジティブさも全部受け入れてくれる懐の深さを感じた。稽古が楽しみ」とコメント。なお会場では、出演者であるゴジゲンの東迎昴史郎と
さらに会見では、登壇キャストが「見上げんな!」のタイトルであいうえお作文に挑む場面も。古賀は「“み”みんなで一緒に」、青野は「“あ”愛する福岡で」、千代田は「“げ”元気いっぱい」、富永は「“ん”んっ!と力を込めて」と回答。さらに田島の「“な”長生きするような」に続き、神田は「“!”!とびっくりマークがたくさん出る、ハートフルコメディをお届けします!!」と締め、大きな拍手を浴びた。
福岡公演は4月4日から6日まで行われ、その後は17日から20日まで大阪・近鉄アート館、24日から27日まで東京・新国立劇場 小劇場でも上演される。福岡公演チケットの一般販売は2月8日にスタート。なお一部上演回では、小山田のミニライブやアフタートークが行われる。詳細は公式サイトで確認しよう。
万能グローブ ガラパゴスダイナモス×ゴジゲン×小山田壮平「見上げんな!」
2025年4月4日(金)〜6日(日)
福岡県 福岡市民ホール 中ホール
2025年4月17日(木)〜20日(日)
大阪府 近鉄アート館
2025年4月24日(木)〜27日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場
スタッフ
出演
※福岡・東京公演では鑑賞サポートあり。
※U-25チケットあり。
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リンク
青野大輔 @daisukemkem885
ステージナタリーさんに取りあげていただきました!
本日23:59まで先行販売です!!!!! https://t.co/KfvAtfTCXc