舞台は関東大震災後から約2年後の東京、温泉ドラゴン「痕、婚、」

劇団温泉ドラゴン 第19回公演「痕、婚、」が、3月20日から30日まで東京のザ・ポケットで上演される。

本作では脚本を原田ゆう、演出をシライケイタが担当。1923年9月1日の関東大震災の直後、「朝鮮人が暴動を起こしている」という流言蜚語が飛び交い、市民によって自警団が結成され、多くの朝鮮人が虐殺される事件があった。本作の舞台は、それから約2年後の東京のとある町。裁縫職人の木下麻子は、石崎友久が営む石崎洋服店で、住み込みで働き始める。麻子は店の職人たちや隣近所の住民とも親しく接して日々の生活を営むが、まだ誰にも打ち明けていないことがあり……。

出演者には温泉ドラゴンのいわいのふ健、阪本篤、シライケイタ、筑波竜一のほか、相川春樹、秋谷翔音、飯田桃子、中村美貴、林田麻里、山﨑薫、山﨑将平が名を連ねた。