第12回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞を、
「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」は、小泉八雲原作のオムニバス作品として、2009年に東京・シアタートラムにて初演されたもの。古びた旅館を舞台に、ある事件を追ってきた男たちとそこで出会った人々によって語られる物語だ。
選考会は去る1月14日に、有吉玉青、辻原登、濱田元子、矢野誠一により行われた。贈賞式は3月末に開催され、受賞作には正賞として雑誌「悲劇喜劇」にちなんだ賞牌、副賞100万円が贈られる。
早川書房と公益財団法人早川清文学振興財団が主催する「悲劇喜劇」賞は、選考委員と批評・評論家の劇評意欲を最も奮い立たせる演劇作品を顕彰することを目的とした賞。詳しい選考過程の採録、各選考委員が推薦する作品の劇評が、4月7日発売予定の「悲劇喜劇」5月号(早川書房)に掲載される。
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第12回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞はイキウメ「奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話」
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