結婚、卒業、そして原点回帰！「明治座新春純烈公演」開幕に意気込み

「明治座新春純烈公演」が本日1月7日に東京・明治座で開幕。初日舞台公開ののち、合同取材会が行われた。

純烈が座長を務める本公演は2部構成となり、第1部では1950年代のアメリカを舞台にしたコメディ「俺たちはダディじゃねえ！」が上演され、第2部では「純烈コンサート2025『BIG♨LOVE』」が開催される。

合同取材会には、純烈の4人が出席。リーダーの酒井一圭は「我々4人の年末年始のスケジュールが詰まっていた関係で、キャスト・スタッフの皆さんにはご迷惑をおかけしてしまったのですが、本日無事に初日を迎えることができました。初日公演終演後のハイタッチ会でお客様と触れ合ったとき、『面白かったよ！』と言っていただけたので、明日以降も自信を持って臨みたいです」と笑顔で語る。白川裕二郎は「明治座さんで座長公演をやらせていただくのは今回で3回目。明治座さんの神聖な舞台に立たせていただくのは毎回緊張しますが、お客様から温かい反応をいただくことができ、初日からすごくやりやすかったです」と手応えを述べた。

後上翔太と元AKB48の横山由依が昨年12月に結婚を発表したことについて、記者が言及すると、酒井は「後上はねえ、結婚してからすごく変わりましたよ。家族ができて、より一層がんばろうという気持ちを感じる。メンバー唯一の三十代である後上が、純烈を引っ張っていく時代がいよいよ来たなと思います」と感慨深げに語りつつ、「後上と横山ちゃんに関するニュースのコメント欄だけ、まったく荒れてないのはなんでなん!?（笑）」とおどけて会場の笑いを誘う。酒井のコメントを受けて後上は「皆様、引き続き穏やかなコメントをいただけますと幸いです（笑）」とはにかみながら、「所属グループの規模は違えど、お互いにファンの方々を大切にしてきたという共通点があるので、彼女（横山）はそこをよく理解してくれていてありがたい。これからもファンの方々との絆を大事にしていきたいと思います」と決意を述べた。

3月末をもって純烈を卒業する岩永洋昭が「『ああ、卒業するんだな』みたいな実感は今のところないですね。純烈のメンバーでいられることをかみ締めながら、3月31日まで駆け抜けたいと思います」と率直な思いを明かすと、酒井は「残されたメンバーのほうが寂しいかもしれないですね。今後メンバーを増やすかどうかについては、スタッフやファンの方々の意見を聞きながら検討します。もしかすると“純烈48”くらいまで人数が増えるかも!?（笑）」とユーモアたっぷりに回答。そして最後に酒井が「今回の座長公演を機に、改めて原点回帰して、5年後、10年後、皆さんがまったく思いもよらない純烈になっていられるように、チャレンジしていきたいと思います」と意気込みを語った。

上演時間は休憩ありの約3時間20分。「明治座新春純烈公演」は1月28日まで行われ、その後、2月6日から17日まで大阪・新歌舞伎座で「新歌舞伎座 純烈公演」が実施される。