TRUMPシリーズ15周年掉尾を飾る「繭期極夜会」閉幕、シリーズキャストが“繭期の世界”へ誘う

去る12月12・13日にライブイベント「TRUMP series 15th Anniversary FINAL『繭期極夜会』」が東京・東京国際フォーラム ホールCで開催された。

「繭期極夜会」は、末満健一が2009年から展開しているライフワーク的作品「TRUMPシリーズ」の15周年アニバーサリー企画でラストを飾るコンサートイベント。シリーズにまつわるキャストがそろい、12日の“第一夜”には松岡充、朴璐美、東啓介、田村芽実、浜浦彩乃、大森未来衣、斎藤瑠希、北御門亜美、齋藤千夏、川崎愛香里、新良エツ子、細貝圭、13日の“第二夜”には美弥るりか、松下優也、愛加あゆ、東、中島美嘉、Anonymouz、浜浦、大森、斎藤、北御門、齋藤、川崎、新良、細貝が出演した。脚本・構成・演出を末満、音楽を和田俊輔、音楽監督を桑原まこが担当。

イベントは、ストーリー仕立てで展開し、細貝扮する「COCOON 月の翳り」のドナテルロの声が、観客を“繭期の世界”に招いた。オーケストラの生演奏に乗せた歌唱のほか、第一夜では「LILIUM -リリウム 新約少女純潔歌劇-」、ミュージカル「マリーゴールド」の世界が、第二夜ではミュージカル「ヴェラキッカ」、「黒世界 ～リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について～」の世界に加え、過去作からのナンバーが披露された。またイベントでは、末満と和田がタッグを組み、11月に始動したプロジェクト・繭期幻想樂団の2曲も初お披露目された。最後には、“あやまち”を象徴するナンバー「ライネス」を出演者、観客で歌い、歌唱によってステージが燃えるという恒例の演出で幕が下ろされた。

なお、20日12:00から22日23:59まで、本公演の後日配信が実施される。