本作は、シス・カンパニーと
上演台本・演出を手がけるKERAは、開幕に際し「11年かけてSISカンパニーとの共同作業を続けてきたチェーホフ四大戯曲の上演がついに完結する。掉尾を飾るに相応しい舞台に仕上がってるはず。キャスト、スタッフと共に、そりゃもう、頑張りました。天国のチェーホフを小躍りさせてみせましょう」とコメント。
ラネーフスカヤ夫人を演じる
トロフィーモフ役の
物語の舞台は、19世紀末ロシアのとある貴族の屋敷。長く外国に滞在していた女主人ラネーフスカヤ夫人は、娘のアーニャと家庭教師のシャルロッタを連れて、桜に囲まれたこの美しい屋敷に帰ってきた。屋敷の財政はすでに火の車だが、ラネーフスカヤ夫人とその兄ガーエフは現実に向き合えず、浪費を繰り返している。そんな一家を救おうと、元農奴の息子で現在は商人として頭角を表しているロパーヒンは救済策を提案するが、夫人たちは取り合わない。また一家には、隣の地主ピーシチク、屋敷の事務員エピホードフ、小間使いのドゥニャーシャ、夫人の従僕ヤーシャ、夫人の亡き息子の家庭教師だったトロフィーモフら、さまざまな人物が出入りしていて……。
上演時間は休憩を含む約3時間、東京公演は12月27日まで。本公演はその後、1月6日から13日まで大阪・SkyシアターMBS、18日から26日まで福岡・キャナルシティ劇場にて行われる。
シス・カンパニー公演 KERA meets CHEKHOV Vol.4/4「桜の園」
2024年12月8日(日)~2024年12月27日(金)
東京都 世田谷パブリックシアター
2025年1月6日(月)〜2025年1月13日(月・祝)
大阪府 SkyシアターMBS
2025年1月18日(土)~2025年1月26日(日)
福岡県 キャナルシティ劇場
スタッフ
作:
上演台本・演出:
出演
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小野寺修二 @derashinera
『桜の園』開幕。とても素晴らしい初日でした!どんどん進化すること、間違いなしの作品だと感じました。素敵な人々、本当に凄い座組です。この作品に参加でき嬉しい!!最後まで、応援しております! https://t.co/z4JIdLsV3R