第11回九州戯曲賞大賞に日下渚「かぼす咲く」、「これからも、大分で、心を込めて」

2

20

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 7 12
  • 1 シェア

第11回九州戯曲賞大賞を、日下渚「かぼす咲く」が受賞した。

第11回九州戯曲賞大賞表彰式の様子。左から日下渚、横内謙介。

第11回九州戯曲賞大賞表彰式の様子。左から日下渚、横内謙介。

大きなサイズで見る(全3件)

九州戯曲賞は、九州の劇作家を発掘・育成し、九州の文化芸術を盛り上げることを目的として設立された戯曲賞。最終審査会は、去る7月13日に福岡県福岡市内にて行われ、最終審査員を中島かずき横内謙介岩崎正裕桑原裕子、幸田真洋が務めた。

日下は大分県出身の劇作・演出家、俳優。2006年に演劇ユニット水中花を立ち上げ、2012年に劇団化した。受賞に際し日下は「九州戯曲賞最終候補に残るのは4度目でした。毎回、劇作家として足りない部分を痛感し、活躍されている劇作家の皆様の言葉に刺激をいただきました」「今回の賞を受賞した時に、これまでの全ての経験に意味があったのだと、ようやくわかりました。そして、これは通過点であり、まだまだこれから、ここから新しい道が広がるのだと、身が引き締まる思いです。私を私にしてくれたのは、家族と仲間たち、大分での生活と沢山の出会いと別れです。決して一人でとれた賞ではありません。皆様にこの賞で恩返しができたなら幸いです」と思いを述べ、「これからも、大分で、心を込めて、作品を作り続けます」と語った。

なおそのほかの最終審査対象作には、到生「かみがたりぬ」、伊藤海「island」、田村さえ「Aliens」、升孝一郎「よりよりな日」が選出されていた。

この記事の画像(全3件)

読者の反応

  • 2

劇団水中花 @suichuka_ooita

ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」さんで日下渚の大賞受賞の記事が出ております!

https://t.co/FYDcIjSrlq

今回の受賞で、9月14日「星の実物語」への期待感が高まっているのを感じます!
無料観劇券のお申込は、
劇団水中花のLINE公式アカウントから
https://t.co/4gf9iai6JE

コメントを読む(2件)

関連記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 日下渚 / 中島かずき / 横内謙介 / 岩崎正裕 / 桑原裕子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします