中村勘九郎・中村七之助「明治座 十一月花形歌舞伎」演目＆配役決定、「鎌倉三代記」で中村米吉が時姫に

中村勘九郎・中村七之助らが出演する「明治座 十一月花形歌舞伎」の演目と配役が発表された。

昼の部には、「『菅原伝授手習鑑』車引」「一本刀土俵入」「藤娘」が並んだ。「車引」では、松王丸を坂東彦三郎、梅王丸を中村橋之助、桜丸を中村鶴松、藤原時平を坂東楽善が担当。「一本刀土俵入」には、駒形茂兵衛役で勘九郎、お蔦役で七之助、堀下根吉役で橋之助、若船頭役で中村鶴松、波一里儀十役で喜多村緑郎、船印彫師辰三郎役で彦三郎、老船頭役で市川男女蔵が出演する。「藤娘」では中村米吉が藤の精に扮し舞い踊る。

夜の部では、佐々木高綱を勘九郎、時姫を米吉、おくるを中村鶴松、母長門を中村歌女之丞、三浦之助義村を坂東巳之助が勤める「『鎌倉三代記』絹川村閑居の場」、そして七之助が油屋娘お染・丁稚久松・許嫁お光・後家貞昌・奥女中竹川・芸者小糸・土手のお六の七役を早替りで勤める「於染久松色読販『お染の七役』」が披露される。チケットの一般販売は9月21日10:00にスタート。