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「口笛」は東京セレソンDXが2002年に初演、2005年に再演した
嫁不足に悩む過疎の村で、弟二人で自動車整備工場を切り盛りする男・赤城辰吉のもとにお見合い話が舞い込む。栞とその父・八郎が急遽赤城家を訪れることになり、赤城家はてんやわんやとなり……。
上演に向けて宅間は「これはかなりの問題作です。封印して来た自信作です。この作品は、人を選びます。そんな作品を、もう一度観たいという方がいたようです。そして、俺たちでやりたい、と手を挙げた人たちがいました。とても嬉しかったとともに、不安もあります。俺自身が、もうやらない、と決めたこの作品、どうぞ、覚悟を持ってご覧ください」とコメント。大薮は「宅間さんの脚本をお借りして、タクフェス・タクラボでお馴染みのスタッフさん、心強いキャストのみんなに力を貸してもらって素敵な作品をお届けすることをお約束します」と力強く語った。
出演者には大薮のほか
宅間孝行コメント
書くことを本意としないながらも、芝居の本を書き始めた当初、最後の最後にお客さんが席を立てなくなるような、表現に美しさと残酷さを伴うフランス映画のような作品が書けないか、との想いで書いたのが「口笛」です。
戯曲としては五本目くらい、初めて「書けた!」と思ったのがこの作品でした。
しかし。
ある意味美しきバッドエンドは思惑通りにお客様の心をえぐったんだと思います。
色々な意味で震えた方も多かったとも思います。と、同時に、あり得ないと憤る方も多くいた、と記憶してます。
それ以来、本当の意味でのバッドエンドは書かなくなりました。そして、この作品は、再演した2005年を最後に、上演しておりません。
これはかなりの問題作です。封印して来た自信作です。この作品は、人を選びます。
そんな作品を、もう一度観たいという方がいたようです。
そして、俺たちでやりたい、と手を挙げた人たちがいました。
とても嬉しかったとともに、不安もあります。
俺自身が、もうやらない、と決めたこの作品、どうぞ、覚悟を持ってご覧ください。
大薮丘コメント
自分がいつか挑戦してみたかった《演出》というお仕事。
このチャンスを頂けたことに本当に感謝、嬉しい気持ちでいっぱいです。
初ということなので不安もたくさんありますが、
自分自身を信じて突き進みたいと思います。
宅間さんの脚本をお借りして、タクフェス・タクラボでお馴染みのスタッフさん、心強い
キャストのみんなに力を貸してもらって
素敵な作品をお届けすることをお約束します。
皆様、是非劇場にお越し頂けたら嬉しいかぎりです。
久獅コメント
久獅と申します。この度、「口笛」の作品に関わる事が出来てとても光栄に思います。いち観客として脚本の宅間さんの作品に、笑って泣いて、何度も心を揺さぶられた感覚を今でも覚えています。今回は自分達が観てくださる方々の心を揺さぶれたらと思います。2年ぶりの舞台ですが、全員で素敵な作品に出来るよう精一杯やらせて頂きます。
岩田知樹コメント
台本を初めて読んだとき、最後の展開に心震えて感情を揺さぶられました。
丘の初演出に華を添えられるよう、精一杯演じさせていただきます!
よろしくお願いいたします!
竹内茉音コメント
私は宅間さんの作品に出演することは3作品目ですが、今までの役とは全然異なった役を演じさせていただきます。演出の大薮丘さんはじめ、共演した仲間もいるので、チームワークを大切にして、協力して取り組んでいきたいです。口笛の再演を待っていた皆さまに、恥じないよう取り組みます。期待して待っていてくださると嬉しいです。
花澤桃花コメント
今回、栞役で出演させていただくことになりました。花澤桃花です。
栞という役を演じられること、嬉しく思います。役について、
作品についてたくさん考えて、良い作品作りができるよう頑張ります。
ぜひ劇場に足を運んでくださったらうれしいです。お待ちしております!
咲山類コメント
岡安八郎役の咲山類です。今回の役は今までに演じたことのない役どころで、自分にとって大きな挑戦でもありますが、カンパニーの皆さんとの創作を楽しみながら、お客様に素敵な作品をお届けできたらと思います。
三戸なつめコメント
「口笛」に参加できてとても嬉しいです。2005年以来の再演ということでドキドキもしていますが、皆さんに切ない夏をお届けできるよう精一杯努めます。是非劇場までお越しください。
舞台「口笛」
2024年7月23日(火)〜28日(日) ※公演終了
東京都 シアター・アルファ東京
片岡礼子 ReikoKataoka @jour_r
#観たい舞台メモ📝 https://t.co/4bgHgQ6bfS