5周年の吉祥寺GORILLAによる短編集「眠れぬ森の人々」スタート

「吉祥寺GORILLA『眠れぬ森の人々』」が6月12日に東京・STUDIO ZAP!にて開幕した。

吉祥寺GORILLAは平井隆也が主宰する団体。今回は、平井が総合演出を手がけ、STAGE檸檬とSTAGE葡萄、2プログラムに分かれて3作品ずつ上演する。

開幕に際し平井は「吉祥寺GORILLAは今年で5周年を迎えました。8回目の公演で初めて短編集に挑戦しました。太宰治の小説を原作にしたものや劇団員のオリジナル作品を上演します。檸檬チームと葡萄チームの2チーム制で、それぞれエンディングが異なります。どちらから観ても楽しめると思いますので、ご来場お待ちしております」とコメントした。

なおSTAGE檸檬では太宰治作品を原作に平井隆也が演出する「貨幣」、平井泰成が作・演出を手がける「夢みたい」、平井隆也作・演出による「眠れぬ森の人々」が披露され、STAGE葡萄には太宰作品を原作に平井隆也が演出する「燈籠」、長友美聡が作・演出を手がける「カトレアと憂いの森」、STAGE檸檬とは異なるキャストによる平井隆也作・演出の「眠れぬ森の人々」がラインナップされた。

上演時間は約1時間40分、公演は6月16日まで。