マキノノゾミと宮田慶子が生み出す新作、伊藤野枝描く青年座「ケエツブロウよ」

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劇団青年座 第256回公演『ケエツブロウよ -伊藤野枝ただいま帰省中』」が5月24日から6月2日まで東京・紀伊國屋ホールにて上演される。

劇団青年座 第256回公演「ケエツブロウよ -伊藤野枝ただいま帰省中」チラシ表

劇団青年座 第256回公演「ケエツブロウよ -伊藤野枝ただいま帰省中」チラシ表

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本作は、劇団青年座の創立70周年記念公演第1弾で、紀伊國屋ホール開場60周年記念と銘打ち上演される作品。これまで、「MOTHER」「フユヒコ」「赤シャツ」などの作品を生み出してきたマキノノゾミ宮田慶子が再びタッグを組み、昨年没後100 年を迎えた伊藤野枝の物語を立ち上げる。

物語の始まりは明治45年の夏、福岡県糸島郡今宿の海辺の家。17歳のノエは東京の上野高等女学校を卒業したものの、地元の男との結婚が嫌で、実家を飛び出した。その後、「青鞜」の平塚らいてうとも出会い、正式に離婚するため福岡に戻るが、親族は猛反対する。そんなある日、ノエの姿が見えなくなり……。

ノエ役を那須凜が演じる。そのほかの出演者には綱島郷太郎松熊つる松、松平春香、土屋美穂子横堀悦夫、遠藤好、角田萌果、小豆畑雅一、伊東潤、松川真也、古谷陸、岡本大樹が名を連ねた。

なお5月27日の終演後はマキノ、宮田らが出演するアフタートークが行われる。

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劇団青年座 第256回公演「ケエツブロウよ -伊藤野枝ただいま帰省中」

2024年5月24日(金)~2024年6月2日(日) ※公演終了
東京都 紀伊國屋ホール

スタッフ

作:マキノノゾミ
演出:宮田慶子

出演

ノエ:那須凜
与吉(父):綱島郷太郎
ウメ(母):松熊つる松
ツタ(妹):松平春香
サト(祖母):土屋美穂子
代準介(叔父):横堀悦夫
キチ(叔母):遠藤好
キミ(従妹):角田萌果
世話役:小豆畑雅一
辻潤:伊東潤
大杉栄:松川真也
村木源次郎:古谷陸
西山錬太郎:岡本大樹

※U-30歳以下、U-18歳以下割引あり。
※一部公演で鑑賞サポートあり。

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読者の反応

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那須 凜 @nasurin_1012

ナタリーさんありがとうございます!!

稽古進むにつれて
大正デモクラシーの時代の人々の熱量の高さがわかってくる。今の私たちって一体。

「あゝ、習俗打破!習俗打破!それより他には私達のすくはれる途はない。私達は何時までも何時迄もぢつと耐へてはゐられない。やがてーーやがてーー」 https://t.co/IJqsvAknR8

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