遠い未来へ捧げる冒険に出発、ヌトミック×2.5 architects「しらふの地先へ」

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ヌトミック×2.5 architects「しらふの地先へ」が、3月1日から10日まで東京・海の森水上競技場 付近で開催される。

ヌトミック×2.5 architects「しらふの地先へ」ビジュアル

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これは、額田大志を中心とするヌトミックと、建築家ユニットの2.5 architectsが、東京湾に浮かぶ人工島で行う公演。本公演は、野外劇とツアープログラム「地先踏査のためのドライブツアー」で構成されている。

野外劇は、バスの車内や海沿いの道など、場所を変えながら進行。劇中では、地先の過去と未来を行き来する物語が描かれる。構成・演出・テキスト・音楽を額田、空間構成を2.5 architectsが担い、出演者には長沼航、額田、原田つむぎ、本藤美咲、光岡幸一が名を連ねた。また2.5 architectsが案内人を務める「地先踏査のためのドライブツアー」は、天気や時間帯によって変化する風景と土地の記憶をめぐるプログラム。ツアーは時間帯により、ルートが異なる。

開催に向け、額田は「東京出身、東京育ちの自分が『青海三丁目地先』に訪れたとき、東京とは思えない、その風景の魅力に惹かれました。本来なら、この場所にちょっかいを出すのは野暮かもしれない。ただ、まだ始まったばかりの東京が、これから変わって行く東京が、もしかしたらありえるかもしれない可能性を、つまりはフィクションとしての未来をここでなら描けるかもしれない。そのフィクションは、上演をすることで現実になりえるかもしれない。現代にはない、音や言葉、記号、身体、多くのプロフェッショナルの力を合わせて、まだ『しらふ』の場所の物語を紡ぎ出し、遠い未来へ捧げる冒険に出発します」とコメント。

2.5 architectsは「ふとしたきっかけで見つけた、東京湾に浮かぶ広大な人工島をリサーチし始めたのは2019年。この土地で発見したさまざまな場所や、通う中でもどんどん移り変わっていった風景の記憶を集め、また多様なアーティストをこの地に誘い込んで、この度、ヌトミック×2.5 architects『しらふの地先へ』という公演の形を取って、作品を発表できることとなりました。2.5 architectsは演劇の空間構成を行いつつ、補完するプログラムとして、島全体の背景を知ったり、場所により近づいて触れられる、地先踏査のためのツアーも行います。2024年、東京の最果ての地でお会いしましょう!」と述べた。

野外劇、並びにツアープログラム「地先踏査のためのドライブツアー」のチケットの販売は、1月20日にスタート。なお、本公演のプレイベント「青海三丁目地先 リサーチクラブ #4」は、1月28日に東京・みんなのひろばで行われる。

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ヌトミック×2.5 architects「しらふの地先へ」

2024年3月1日(金)~10日(日)
東京都 海の森水上競技場 付近

構成・演出・テキスト・音楽:額田大志
空間構成:2.5 architects
出演:長沼航、額田大志、原田つむぎ、本藤美咲、光岡幸一
振付:アグネス吉井

「地先踏査のためのドライブツアー」

案内人:2.5 architects(森藤文華+葛沁芸)
音:額田大志

ヌトミック×2.5 architects「青海三丁目地先 リサーチクラブ #4」

2024年1月28日(日)15:00~17:00
東京都 みんなのひろば

ゲスト:渋革まろん

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※初出時、本文中の上演日程に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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