情理を尽くした対話は可能?AAF戯曲賞受賞の小野晃太朗による新作、シニフィエ「ひとえに」

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シニフィエ「ひとえに」が1月13日から21日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

シニフィエ「ひとえに」チラシ(宣伝美術:トモカネアヤカ)

シニフィエ「ひとえに」チラシ(宣伝美術:トモカネアヤカ)

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シニフィエは、「ねー」で第19回AAF戯曲賞を受賞した劇作家・小野晃太朗によるユニット。本作は新作となり、映画や文学を通して議論を深める勉強会に参加し、自身の言葉を手に入れようとしていた思恵とその友人・とまりの姿が描かれる。

小野が演出も手がけ、新田佑梨、金定和沙、桂川明日哥、池田海人、福原由加里が出演する。小野は「分断のこと、届かない人に言葉を届けること、大同団結の困難さ、論理に対して軽視されがちな感情、手段に徹するような献身、過去の語り直し、諦念との対峙、ひどい目に遭った人が誰かを傷つけてしまうこと。執筆の途上、様々なことが脳裏を過りました。情理を尽くした対話の道は可能なのでしょうか。手段としての暴力を前に懊悩する人々の、対抗の物語です」と説明した。

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シニフィエ「ひとえに」

2024年1月13日(土)~21日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

戯曲・演出:小野晃太朗
出演:新田佑梨、金定和沙、桂川明日哥、池田海人、福原由加里

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