情理を尽くした対話は可能?AAF戯曲賞受賞の小野晃太朗による新作、シニフィエ「ひとえに」

4

80

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 10 12
  • 58 シェア

シニフィエ「ひとえに」が1月13日から21日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

シニフィエ「ひとえに」チラシ(宣伝美術:トモカネアヤカ)

シニフィエ「ひとえに」チラシ(宣伝美術:トモカネアヤカ)

大きなサイズで見る(全2件)

シニフィエは、「ねー」で第19回AAF戯曲賞を受賞した劇作家・小野晃太朗によるユニット。本作は新作となり、映画や文学を通して議論を深める勉強会に参加し、自身の言葉を手に入れようとしていた思恵とその友人・とまりの姿が描かれる。

小野が演出も手がけ、新田佑梨、金定和沙、桂川明日哥、池田海人、福原由加里が出演する。小野は「分断のこと、届かない人に言葉を届けること、大同団結の困難さ、論理に対して軽視されがちな感情、手段に徹するような献身、過去の語り直し、諦念との対峙、ひどい目に遭った人が誰かを傷つけてしまうこと。執筆の途上、様々なことが脳裏を過りました。情理を尽くした対話の道は可能なのでしょうか。手段としての暴力を前に懊悩する人々の、対抗の物語です」と説明した。

この記事の画像(全2件)

シニフィエ「ひとえに」

2024年1月13日(土)~21日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

戯曲・演出:小野晃太朗
出演:新田佑梨、金定和沙、桂川明日哥、池田海人、福原由加里

全文を表示

読者の反応

  • 4

書店・出版・図書館ニュースbot @jpub_news

情理を尽くした対話は可能?AAF戯曲賞受賞の小野晃太朗による新作、シニフィエ「ひとえに」(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/K8OcXnVQRQ

コメントを読む(4件)

関連記事

小野晃太朗のほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 小野晃太朗 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします