浅草九劇で2カ月超、ミュージカル「SMOKE」詳細発表　出演に大山真志、日野真一郎ら

来年1月から3月にかけて上演されるミュージカル「SMOKE」の出演者、スタッフ、公演日程が発表された。

韓国オリジナル版の脚本・演出を手がけたチュ・ジョンファが自ら演出を務める今回の上演版では、既報の通り全役オーディションが実施された。このたび、超（チョ）役に大山真志、戸井勝海、石井一彰、山田元、秋沢健太朗、海（ヘ）役に日野真一郎（LE VELVETS）、風間由次郎、石川新太、LEI'OH、紅（ホン）役に加藤梨里香、入絵加奈子、MARIA-Eが決定した。なお大山と日野は日本初演キャストとなる。併せて、訳詞を森雪之丞が担うことも明らかになった。

「SMOKE」は、「ルードヴィヒ」「BLUE RAIN」「once upon a time in海雲台」といった作品を手がけるコンビ、チュとホ・スヒョンがそれぞれ脚本・演出と楽曲を務め、2016年に韓国で初演されたミュージカル。27歳の若さで東京で亡くなった韓国の詩人・李箱（イ・サン）の詩「烏瞰図 詩第15号」に着想を得て制作された。日本では2018年の初演以降、さまざまな劇場や形態で上演されている。劇中では、詩を書く陰のある男性・超、海を夢見る純粋な青年・海、心を覗く女性・紅の物語が展開。超と海は、海に行く資金を得るため、三越デパートの令嬢とされる紅を誘拐するが……。

公演は1月23日から3月31日まで東京・浅草九劇にて行われる。チケットの一般販売は12月23日にスタート。