松竹大谷図書館に所蔵されている、明治期から戦前までの歌舞伎ブロマイドをウェブサイト上で閲覧できるデジタルアーカイブが、10月17日10:00よりスタートする。
松竹大谷図書館では2019年にクラウドファンディングで歌舞伎ブロマイドのデジタル撮影と保存のための資金調達を実施。成立後から準備が進められ、このたび、松竹大谷図書館のデジタルアーカイブ「演劇写真検索閲覧システム」にて一部の公開が開始される運びとなった。デジタルアーカイブでは歌舞伎の舞台写真や往年の歌舞伎俳優たちの扮装写真などが閲覧できる。
なお、12回目となるクラウドファンディングが10月25日を期限に行われており、同クラウドファンディングでは大阪・大阪松竹座で戦前に発行されていた公演資料や雑誌など約600点の補修とデジタル化に挑戦している。
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中村梅乃 @nakamura_umeno
国立劇場(日本芸術文化振興会)の〈文化デジタルライブラリー〉とともに、大変有難い資料公開です。
先人の扮装写真は、復活作品や新作で拵えを考えるときにとても役立ちます。師 梅玉も、過去のブロマイドを参考にして衣裳や鬘を決めたお役がいくつかございます。 https://t.co/2ma8xUmonz