関西テレビ(カンテレ)・フジテレビ系でで10月から放送されるテレビドラマ「時をかけるな、恋人たち」の脚本を、ヨーロッパ企画の
「時をかけるな、恋人たち」は、
吉岡は、かねてよりヨーロッパ企画のファンであることを明かし「10代の時の私が知ったら驚くと思います。『ヨーロッパ企画の上田さんが書いた作品をあなたは主演で演じるよ』って」と話し、脚本を読んだ感想を「ずっとSFを書き続けていらっしゃる上田誠さんの最高傑作になるんじゃないかなって思うぐらい、1話から最終話まで通して、ドラマでしかできないような伏線回収をはじめ、それぞれのキャラクターの個性も強くて、ちょっとした言葉遊びみたいなのもずっと繰り広げられているので、ドラマとしての魅力が詰まっている台本だなって思います。どのシーンも工夫がいっぱい凝らされている台本で、上田さんの渾身の作品っていうのが伝わってきました」とコメント。
永山は、上田が脚本を手がけた映画「サマータイムマシン・ブルース」で映画初主演を務めた。永山はこのことに触れつつ「(上田と)打ち合わせでお会いできて、すごく光栄でしたし、自分が俳優を始めて、初主演で上田さんの世界観に触れることができて、そこから18年ぶりに、また上田さんの世界観の中にいると、設定は全然違うのに、感覚的に思い出すところがあって。時空を超えて後々、辻褄合わせをする、ミッションコンプリートしたときのお芝居っていうか、なんか自分の体の中に上田さんの世界観があって。それが、今、また蘇ってきていて、すごく感慨深いものがありますね」と語った。
上田は「夢かなと思いました。タイムパトロール・ラブコメディー。長い間やりたかったことが連続ドラマで、しかも理想をはるかに超えた形で叶いました。吉岡里帆さんはこの特殊な企画に全身で乗ってくださり最高で、キャラクターについて、時のかけかたについて何度も会話を重ねました。永山瑛太さんとは映画『サマータイムマシン・ブルース』以来のご一緒です。時の重なりに胸が熱く、未来人についての胸躍るアイデアを山ほどくださいました。監督は山岸聖太さんに何が何でもお願いしたかったんでした。レトロフューチャーめいたSFな風景やガジェットを、時間を巡るエモーションを、一切の妥協なくチャーミングに映像にしてくださいました。プロデューサー岡光さんと白石さんの尽力と奔走は、時をかけて宇宙の秩序をまもるタイムパトロールみたいでした。恋はときに因果をこえます。週に一度30分、ありえない密度の物語を駆け抜けます」と思いを述べた。
「時をかけるな、恋人たち」は10月10日に放送スタート。毎週火曜23時よりオンエアされる。
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西村誠芳 @NISHINOB
上田誠が脚本手がけるドラマはSFラブコメ「時をかけるな、恋人たち」主演は吉岡里帆(コメントあり) https://t.co/NsJsBqemNn