舞台衣裳の“エッセンス”を体感、松竹のデジタルファッションプロジェクト始動

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松竹グループが、伝統芸能とデジタル体験を融合させるデジタルファッションプロジェクトを始動。その第1弾として、デジタルファッションの制作・販売を手がけるアメリカのプラットフォーム・DRESSX(ドレスエックス)がコラボレートし、実際の舞台衣裳を元に作られたデジタル衣裳がDRESSXで発売された。

販売されたデジタル衣裳。左からFuji Musume、Sagi Musume、Ame no Goro。

販売されたデジタル衣裳。左からFuji Musume、Sagi Musume、Ame no Goro。

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DRESSX SHOCHIKU Digital Collectionビジュアル

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このたび発売されたのは、松竹衣裳が手がける衣裳の実物をもとに、DRESSXのクリエイティブチームがデジタル上で再現した衣裳3点。日本舞踊の演目「藤娘」「鷺娘」「雨の五郎」で使用される衣裳が、それぞれのモチーフとなっている。購入者は、自身の肖像にデジタル衣裳を着用させたバーチャル画像を取得可能。また、DRESSXのモバイルアプリでは、AR機能を用いた無料試着ができる。購入は日本国内からも可能で、販売価格は各200USD。

松竹グループは、今後もデジタルファッションプロジェクトを展開予定。既存の舞台衣裳や和装のデジタル化だけでなく、新たなデザインのデジタル服の開発や、メタバース空間やオンラインゲームをはじめとしたプラットフォームで楽しめるデジタルファッションブランドの構築を目指す。

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