穂の国とよはし芸術劇場の「高校生と創る演劇」第10弾に吉田小夏、参加者募集も

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愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLATの「高校生と創る演劇」が11月3日から5日にかけて上演されることが決定した。

「2022年度高校生と創る演劇『せんをかく』」より。(撮影:伊藤華織)

「2022年度高校生と創る演劇『せんをかく』」より。(撮影:伊藤華織)

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吉田小夏(撮影:金子愛帆)

吉田小夏(撮影:金子愛帆)[拡大]

“高校生と創る演劇”は、穂の国とよはし芸術劇場PLATによる、東三河地域を中心とした高校生とプロの演出家・スタッフによる舞台プロジェクト。第10弾となる今回は、2019年度の「市民と創造する演劇『グッバイ・フランケンシュタイン-穂の国の怪物たち-』」も手がけた青☆組の吉田小夏による新作に挑む。

公演に向けて、参加者を募集中。応募資格は2005年4月2日から2008年4月1日生まれ、または高校在学中で、稽古・公演日に参加できる人。応募受付は5月5日17:00まで、詳細は劇場公式サイトで確認を。参加者募集に向けて吉田は「あなたが、本気で一生懸命取り組んでくれるなら、必ず、あなたを輝かせます。2023年を生きるあなたと、このお芝居の幕が降り、10年、20年たったあなたと。そのどちらものあなたを輝かせる時間を、私はこの演劇で創りだしたいと思っています」とコメントしている。

吉田小夏コメント

まだ見ぬあなたへ。

あなたはきっと、PLATでこの舞台の幕が上がる時、そのキラキラした瞳を一層輝かせ、あなただけの息吹で、そこに生きてくれるでしょう。俳優として、スタッフとして。

わたしとあなたは2023年の今日まで、それぞれの場所で懸命に生きてきました。

家族でもなく友達でもない私達です。でもだからこそ、演劇というアートのお皿の上で、真新しい自分達として向き合うことができます。

私は今回の演劇で、劇作と演出をします。映画で言うと、脚本と監督です。

映画に例えた理由は、演劇をよく知っている高校生も、よく知らない高校生も、遠慮なく応募して欲しいからです。

まだ見ぬあなたと、まだ見ぬ作品の世界へ羽ばたくことを想像し、私は今から楽しみでなりません。まだ出会っていないのですから、細々としたお約束は、あなたと会って、あなたを知ってから、一緒に考えたいと思います。

ただ、これだけは、今お約束します。

あなたが、本気で一生懸命取り組んでくれるなら、必ず、あなたを輝かせます。

2023年を生きるあなたと、このお芝居の幕が降り、10年、20年たったあなたと。

そのどちらものあなたを輝かせる時間を、私はこの演劇で創りだしたいと思っています。

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「高校生と創る演劇」

2023年11月3日(金・祝)~5日(日)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT

作・演出:吉田小夏

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穂の国とよはし芸術劇場 PLAT @Plat_Toyohashi

ステージナタリー記事リンク→穂の国とよはし芸術劇場の「高校生と創る演劇」第10弾に吉田小夏、参加者募集も https://t.co/Vne0MA7h8Z #豊橋 #愛知 #穂の国とよはし芸術劇場 #高校生 #演劇

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