10回目の高校生と創る演劇は吉田小夏が描く恋の話「101年目の夏休み」

高校生と創る演劇「101年目の夏休み」が11月3日から5日まで愛知・穂の国とよはし芸術劇場 PLATにて上演される。

“高校生と創る演劇”は、穂の国とよはし芸術劇場PLATによる、東三河地域を中心とした高校生とプロの演出家・スタッフによる舞台プロジェクト。第10回となる今回は、青☆組の吉田小夏の書き下ろしを、吉田自身の演出で立ち上げる。物語の舞台となるのは、夏休み期間中のとある高校の合唱部。部員たちは歌詞に込められた“恋”について議論する中、主人公の真嶋秀明は誰にも言えない恋の悩みを抱えていて……。

上演に向けて吉田は「恋の話を、書いてみたいと思っていました。 『ロミオとジュリエット』のような物語とは一味違う、青春の、淡くも切実な数々の心模様を。 主人公の真嶋秀明と謎の転校生の物語を中心に、この群像劇には、様々な想いを持った高校生や大人達が登場します。彼らの過ごすひと夏に、時空を超えた ”誰かを大切に思う” 祈りを込めました。 高校生の皆さんにも、かつて高校生だった大人達にも、幅広い世代の皆様に贈りたい作品です」とコメントした。