戸次重幸、約4年ぶり新作お披露目に“無上の喜び” 「幾つの大罪」スタート

「TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-『幾つの大罪～How many sins are there?～』」が、4月15日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕。これに先駆け同日、囲み取材とゲネプロが行われた。

「TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-」は、TEAM NACSの各メンバーが表現したい世界を舞台で実現する、リレー形式の企画。本作では、戸次重幸が作・演出を担当したサスペンスコメディが展開する。出演者に須賀健太、馬場ふみか、前野朋哉、ゆうたろう、濱尾ノリタカ、黒岩司、波岡一喜、そして戸次が名を連ねた。なお戸次個人が手がける新作は、2019年の「MONSTER MATES」以来約4年ぶりとなる。

ゴシップ誌記者の大谷唐純（須賀）は、編集長の神崎仁美（馬場）から死刑囚の特集を任され、拘置所に収容されている6人の死刑囚と“本物の殺人者による殺害方法のブレインストーミング”を実施。しかし癖の強い囚人たちはすぐに揉めごとを起こし、なかなか順調に進まない。そんな中、突然死刑囚の1人が謎の死を遂げる。その後も取材現場では、不可解な事件が立て続けに起こり……。

開幕に際し、戸次は「この作品を世に送り出せるということに無上の喜びを感じています。本当に優秀なスタッフさんとキャストの皆さんにお集まりいただき、私の考えた脚本を名作にしてくださいました。早く皆さまに観ていただきたいという気持ちでいっぱいです」とコメントした。

東京公演は4月23日まで。本作はそのあと、28日から30日まで大阪・森ノ宮ピロティホール、5月5日から7日まで北海道・カナモトホール（札幌市民ホール）で上演される。