バックネットにしがみ付く男…ピッコロ劇団「バックネット委員会」は“水と世界を巡る物語”

兵庫県立ピッコロ劇団オフシアター「バックネット委員会」が、4月7日から9日まで兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 中ホールで上演される。

ピッコロ劇団オフシアターは、通常の本公演とは異なり、劇団員自ら実験的な公演を企画する試み。今回は、脚本に伊地知克介を迎え、劇団員の岡田力が演出と美術を手がける。なお伊地知と岡田は、2015年に兵庫県立ピッコロ劇団オフシアターで上演された「短篇集 X ～カケル～」の「いなびかり」でもタッグを組んでいる。

本作には、古びたバックネットにしがみ付く2人の男、特別な力を持つ入国者、国境を越えて謎を追う男女が登場。劇中ではこれら3つのエピソードが交錯し、水を巡る世界規模の物語へとつながっていく。出演者には孫高宏、浜崎大介、木之下由香、菅原ゆうき、堀江勇気、木村美憂、谷口遼、岡島大祐、木下鮎美が名を連ねた。