客席の笑顔が何よりのエネルギー、小松利昌コントライブ「コマツ狂想曲」大阪公演を経て東京へ

「小松利昌ソロコントライブ コマツマツリ2022改2023『コマツ狂想曲～独奏～』」が3月14日に大阪・ABCホールで開催された。

「コマツマツリ」は、小松利昌がライフワークとして行っているソロコントライブ。同シリーズでは小松が自ら作・演出・出演・造形を担い、自身の妄想を具現化する。昨年末には「小松利昌ソロコントライブ コマツマツリ2022『コマツ狂想曲～独奏～』」が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で公演中止に。今回はその延期公演となる。

大阪公演を終えた小松は、「3年と3カ月のブランク。その間に50代に突入し、以前のような身体能力も膝の軟骨も無い。しかしながらお客さんの前に立つと自然と力が湧いてくる。ココロが整ってくる。コマツマツリは私にとって、セーブポイントでありすご腕整体師であり、特大遊園地である。客席の笑顔が何よりの、エネルギーだ」と述べ、「お客さんと一緒に創った、かけがえのないこの時間を経て、約1カ月後、東京を、笑いで揺らす！ 観てくれ！ 珍妙な小道具たちを！ 一緒に、遊ぼう。コマツマツリ遊園地で」と東京公演に向けてメッセージを送った。東京公演は4月21日に東京・CBGKシブゲキ!!にて。上演時間は約1時間50分。