旅へ出発!一色洋平・廣野凌大ら出演、舞台「鋼の錬金術師」大阪で開幕

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「舞台『鋼の錬金術師』」が、本日3月8日に大阪・新歌舞伎座で開幕した。

「舞台『鋼の錬金術師』」より。

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「舞台『鋼の錬金術師』」より。

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「鋼の錬金術師」は2001年から2010年まで「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された荒川弘のマンガ。天才錬金術師のエドワード・エルリック(以下エド)と、その弟アルフォンス・エルリック(以下アル)が、人体錬成という禁忌を犯した代償として失った身体を取り戻すべく、旅をする様子が描かれる。脚本・演出・作詞を石丸さち子が手がける「舞台『鋼の錬金術師』」では、エド役を一色洋平廣野凌大、アル役を眞嶋秀斗が務める。

「舞台『鋼の錬金術師』」より。

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開幕に際し、一色は「演劇は『総合芸術』と言われますが、その『総合』には、客席に座られる『あなた』が含まれます。むしろそれが最後のピースなのです。それだけは揺らぎません。劇場で待ち合わせましょう。そしてご一緒に、アメストリス中を大冒険しましょう。旅へのご参加、チーム全員で心の底よりお待ち致しております」とコメント。

「舞台『鋼の錬金術師』」より。

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廣野は「僕が、こんなにも演劇というものに素直に向き合っているのは初めてのような気がしています。この素敵な作品が皆様に届きますよう、そして、なによりも皆様と一緒に旅ができるよう、座組一同願っています。ぜひ『鋼の錬金術師』の世界を一緒に生きてください」と観客にメッセージを送る。

「舞台『鋼の錬金術師』」より。

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そして、石丸は「たくさんの方に愛されてきた名シーンや名台詞に、俳優たちが命を吹き込みました。ハガレンの描く命の重さ、ハガレンならではの軽妙な笑い、どちらもたっぷり詰め込んで。演劇ならではの創意工夫と美学を、ライブで演奏される音楽が彩ります。原作の持つ揺るがない魅力とともに、今この瞬間にしか味わえない演劇ならではの生の魅力を楽しんで頂けたら!」と呼びかけた。

「舞台『鋼の錬金術師』」より。

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大阪公演は3月12日まで。その後、17日から26日まで東京・日本青年館ホールで上演される。なおDMM TVでは、12日17:00開演回、26日17:00開演回を配信予定だ。

一色洋平 コメント

稽古中の印象的だったエピソード

「エドの明るさを、彼の“強さ”からくるものにしてほしい」「沢山“回り道”をして、エドに辿り着こう」稽古の終盤に、脚本・演出の石丸さち子さんから頂いた、今では御守りにしている言葉たちです。

舞台ハガレン世界初演へ向け、一年かけてこのチームの中で創らせてもらった一色エド。自信持たなきゃ嘘でしょう。いざ、出発です。

観客へのメッセージ

演劇は「総合芸術」と言われますが、その「総合」には、客席に座られる「あなた」が含まれます。むしろそれが最後のピースなのです。それだけは揺らぎません。劇場で待ち合わせましょう。そしてご一緒に、アメストリス中を大冒険しましょう。旅へのご参加、チーム全員で心の底よりお待ち致しております。

廣野凌大 コメント

稽古中の印象的だったエピソード

稽古の段階から、邪気を消せ、邪気を消せと言われてきました。

今になって最初の稽古動画を見返したら邪気に塗れていたので、エドワード・エルリックという人間に100万回土下座をしました。

邪気はもうありません。やるだけです。

観客へのメッセージ

冗談はさておき、僕が、こんなにも演劇というものに素直に向き合っているのは初めてのような気がしています。この素敵な作品が皆様に届きますよう、そして、なによりも皆様と一緒に旅ができるよう、座組一同願っています。ぜひ「鋼の錬金術師」の世界を一緒に生きてください。よろしくお願いします。

眞嶋秀斗 コメント

意気込み、見どころ

ふとした時に誰かが声をかけてくれる、世代が違ってもみんなで笑い合えるカンパニーで、ひとつのホームのようだなと感じています。

エドワードを演じる(一色)洋平さんと(廣野)凌大くんの希望に満ちた力強さに、役としても俳優としてもいつも助けられました。

アルフォンスのスーツアクターの(桜田)航成さんと、気持ちを一つにして挑みます。

観客へのメッセージ

生の呼吸、生の演奏、そして劇場に広がる様々な景色を皆さまと一緒に感じられるんだと思うと、ワクワクが止まりません。心が先に走り出しているような気持ちです。大人の方にも、エドワードと同じくらいの年の子どもたちにも、この舞台が届くことを願っています。

岡部麟 コメント

意気込み、見どころ

様々な作品を生きてきた方たちに囲まれながら過ごしたこの期間はとても刺激的でした! 稽古初日の本読みから、もうそこに、たくさんのキャラクターが存在していたキャラクターがたくさんいたので、あの日からどれだけ進化しているのか……私自身も楽しみです! 石丸さんに与えられた課題に真摯に向き合いました。稽古期間中、労い、讃え合いの意味で稽古期間中、自分たちに向けてみんなで何度か拍手をしました! 石丸さんに与えられた課題に真摯に向き合い、開幕直前の今は、みんなで稽古期間を乗り越えたことにてホッとしたり、早く幕が上がらないかと胸がときめいています!

観客へのメッセージ

みなさんがこの舞台を楽しみにしてくれているのと同じくらいに、私たちもドキドキしています! 私は機械鎧(オートメイル)技師としてエルリック兄弟を支えながら……みなさんもエド・アルを応援しながら! 一緒に旅に出ましょう~!! まずは、大阪で! みなさんのことを待っています!

蒼木陣 コメント

意気込み、見どころ、観客へのメッセージ

「言葉の持つ力と可能性」「人が生身の身体を使い演じる演劇の面白さ」脚本・演出の石丸さち子さんと過ごす中で感じたものです。これからの役者人生の中で成長して恩返ししたいと思える出会いとなりました。座組、役、作品、全ての出会いに感謝して。今作が皆様のお心に残るものとなりますように。

和田琢磨 コメント

意気込み、見どころ、観客へのメッセージ

脚本・演出の石丸さち子さんを先頭に約2ヶ月間の稽古が終わり、ようやくここから舞台「鋼の錬金術師」の旅が始まります。大阪公演ではロイ・マスタングは蒼木陣さんにお任せし、私は東京公演からの参戦となりますが、大阪で創り上げた熱量を充分に感じてしっかり努めたいと思います。

多くの方に愛されているエルリック兄弟の物語、ハガレンの世界観にどっぷり浸かり、観客の皆様とこの旅を楽しめたらと思います。どうか千穐楽まで見届けて頂けたら幸いです。

吉田メタル コメント

意気込み、見どころ

いや~長かった(笑)

芝居全部の当たりをつけたのがもうかなり昔のことのよう。

でもその分、寝かせて熟成させた仕上がりになってるはず!?

兎にも角にもようやくここまで来ました。あとはみんなで楽しむで!

観客へのメッセージ

そんなこんなで長い稽古期間。稽古の中身はもちろんのこと、長いこと舞台をやっているおいらでも経験したことのないことがいろいろ起こり、その都度みんなで乗り越えました。

そんなみんなで築き上げた“愛と生命と絆と筋肉(?)の物語”。

引き続き、お客さんも巻き込んでの“一は全、全は一”で頑張りまっする! みなさんのお口に合いますように。

阿部裕 コメント

意気込み、見どころ

普段の芝居の約2倍の稽古期間を費やして作り上げて来ましたが、率直な所、まだまだ稽古したい! そう思えるのが不思議に思っています。

それ程この作品の抱える本質が、深い物だという事なのだと思います。

何処まで深く抉る事が出来るか?最後まで若者達と足掻き続けたいと思います。

観客へのメッセージ

「鋼の錬金術師」の1つのテーマでもある“旅”に出てから2ヶ月が経ちました。この間、怒涛の日々を過ごし、諦めない演出家の元、正しくmanpowerで物語を紡いで参りました。さて、ここからは照明が入り、映像が入り、音響、生バンド演奏と全てを集結しての仕上げ作業です……どんな新たなる旅になるのか、私自身、楽しみで仕方ありません。皆さん、愛や憎しみ、夢や欲望といった人間の本質を鋭く抉る“旅”に、3月8日、一緒に旅立ちましょう!

大石継太 コメント

意気込み、見どころ

年明けから季節一つ越える2ヶ月という稽古期間。

トップギアで走り続け、闘い続けたチームハガレンのエネルギーは素晴らしい実を結び、笑顔で初日を迎えます。

必ず。

観客へのメッセージ

本にはない、アニメにはない、生の役者の身体表現や言葉は、驚くほどお客様の心に届くと思います。

辰巳琢郎 コメント

意気込み、見どころ

真冬なのに、大変熱い稽古場でした。その中でも、二ヶ月間トップギアで走り続けたのが、石丸さち子さん。

キャスト、スタッフ一同、ついて行くのに必死でした。彼女の演出は、まさに錬金術そのもの。みるみる一つ一つのシーンが立ち上がっていく様は、官能的ですらありました。

見てるだけでこんなに楽しい稽古は、長い役者人生でも初めてのこと。この歳になって、演劇というものの新しい魅力を発見した思いです。

観客へのメッセージ

お客様へのお願いは一つだけ。

この舞台「鋼の錬金術師」は、漫画原作をベースにしていることをご理解ください。アニメとも、映画とも違うところがあるかもしれません。でも、ここまで原作をリスペクトした舞台化は、なかなかないはず。

先入観抜きに、お楽しみいただければ有難いです。

石丸さち子 コメント

一色洋平の演じるエドワード・エルリック、廣野凌大の演じるエドワード・エルリック、それぞれの魅力

舞台「鋼の錬金術師」開幕とともに、二人のエドワード・エルリックが誕生します。

小さめの体いっぱいに詰め込んだ弟への大きな愛、世界を切り拓く勇気や洞察力を、長い稽古の時間でそれぞれに育ててきました。

一色エドは、高い身体能力に強靭な愛、振れ幅の大きな感情が見る者の心を動かし、廣野エドは、しなやかな獣のように自由で勇敢、柔らかな愛の深さが魅力です。

両者とも、生き生きと旅をし、爽やかな感動を呼んでくれると確信しています。

見どころ

たくさんの方に愛されてきた名シーンや名台詞に、俳優たちが命を吹き込みました。

ハガレンの描く命の重さ、ハガレンならではの軽妙な笑い、どちらもたっぷり詰め込んで。

演劇ならではの創意工夫と美学を、ライブで演奏される音楽が彩ります。

原作の持つ揺るがない魅力とともに、今この瞬間にしか味わえない演劇ならではの生の魅力を楽しんで頂けたら!

次々と展開される風景に驚き目を見張る時間、心揺さぶる少年の成長の旅に、是非同伴してください。

汽笛の合図で旅が始まりました。ご来場お待ちしております。

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「舞台『鋼の錬金術師』」

2023年3月8日(水)~12日(日)
大阪府 新歌舞伎座

2023年3月17日(金)~26日(日)
東京都 日本青年館ホール

原作:荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス)
脚本・演出・作詞:石丸さち子
音楽監督・作曲:森大輔

キャスト

エドワード・エルリック:一色洋平廣野凌大
アルフォンス・エルリック:眞嶋秀斗

ウィンリィ・ロックベル:岡部麟(AKB48)

ロイ・マスタング:蒼木陣和田琢磨
リザ・ホークアイ:佃井皆美
アレックス・ルイ・アームストロング:吉田メタル
マース・ヒューズ:岡本悠紀
ジャン・ハボック:君沢ユウキ
デニー・ブロッシュ:原嶋元久
マリア・ロス:瑞生桜子

ティム・マルコー:阿部裕
ショウ・タッカー:大石継太
イズミ・カーティス:小野妃香里
ラスト:沙央くらま
エンヴィー:平松來馬
グラトニー:草野大成

傷の男(スカー):星智也
ゾルフ・J・キンブリー:鈴木勝吾
ピナコ・ロックベル:久下恵美
グレイシア・ヒューズ:斉藤瑞季
ニーナ・タッカー:小川向日葵、尻引結馨

キング・ブラッドレイ:辰巳琢郎

真鍋恭輔、辻大樹、田嶋悠理、三小田芳樹、榮桃太郎、丸山雄也、島田隆誠近藤茶

アルフォンス・エルリック:桜田航成(スーツアクター)

バンドメンバー:森大輔(Band Master & Key)、オオニシユウスケ(Gt.)、熊代崇人(Ba.)、守真人(Dr.)

※一色洋平と廣野凌大、蒼木陣と和田琢磨、小川向日葵と尻引結馨はWキャスト。
※辰巳琢郎の「琢」は旧字体、辻大樹の「辻」は1点しんにょうが正式表記。

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(c)荒川弘/SQUARE ENIX・舞台「鋼の錬金術師」製作委員会

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