宮本亞門「画狂人北斎」西岡徳馬＆雛形あきこを迎え、10都市13劇場ツアー

「『画狂人 北斎』－2023－」が、2月から3月にかけて東京・北海道・京都・広島・石川・大阪・鹿児島・福岡・秋田・長野で上演される。

宮本亞門が演出を手がける「画狂人 北斎」は、葛飾北斎を愛する宮本が2017年に発表した同名朗読劇をストレートプレイ化したもので、2018年の初演以降たびたび上演されてきた。今作では新たに主人公の葛飾北斎を西岡徳馬、娘のお栄を雛形あきこが演じるほか、高井鴻山役と柳川時太郎役を馬場良馬、柳亭種彦役を水谷あつし、現代を生きるオリジナルキャラクターとして登場する北斎研究家・長谷川南斗役を津村知与支、長谷川の弟子・峰岸凜汰役を谷佳樹が演じる。江戸時代と現代を行き来しながら北斎の生き様を描く本作では、人間とは何か、人生とは何かが浮き彫りになる。

「『画狂人 北斎』－2023－」は、2月2・3日に東京・曳舟文化センターで行われるプレビュー公演を皮切りに、3月22日から26日まで東京・紀伊國屋ホールで行われる凱旋公演まで、全国13カ所で上演される。