多摩美の演劇舞踊デザイン学科卒業制作を柴幸男が監修「メビウスの輪」

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2022年度 多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 卒業制作演劇公演「メビウスの輪~縁の交わり~」が12月25・26日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。

2022年度 多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 卒業制作演劇公演「メビウスの輪~縁の交わり~」仮チラシ

2022年度 多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 卒業制作演劇公演「メビウスの輪~縁の交わり~」仮チラシ

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本公演は、多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科の学生が、学びの集大成として卒業制作を行うもの。監修をままごとの柴幸男が手がけ、オノマリコの「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」と野田秀樹の「エッグ」を上演する。

上演に向け柴は「彼らの集団運営、創作の姿を見ていると、新しい時代が来ているのだと強く感じます。これまでのような権力構造からはなれて演劇はつくれる、と彼らは証明しようとしています。『メビウスの輪~縁の交わり~』と名付けられた本企画は2作品の同時上演という多摩美の演劇公演でも見たことのないものになりました。どちらも過去への対峙、忘却への抵抗、そして未来への創造を扱っていることは注目に値すると思います。上演が終わったときどのような景色が見えるのか。今から楽しみです」とコメントした。

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2022年度 多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 卒業制作演劇公演「メビウスの輪~縁の交わり~」

2022年12月25日(日)・26日(月)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

演目

「解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話」

作:オノマリコ
脚色・演出:蔭山あんな

出演(25日 / 26日)
息吹:上瀬もも / 上瀬もも
敬虔:小山田匠 / 仁科穂乃花
奔放:原裕穂 / 望月さあや
哲学:大森菜生 / 田坂歩
癇癪:佐藤桃彩 / 内川大輝
沈黙:石田陸 / 荒木香乃
平穏:片寄梨亜 / 黒木真衣
飴玉:JIANG Xiaoqian / 佐々木夢
〇〇:中嶋千歩 / 川口時生

「エッグ」

作:野田秀樹
脚色・演出:旦妃奈乃

出演
阿部比羅夫:椎名陸斗
阿部比羅夫(女):太田華子
苺:井澤佳奈
苺(男) :島田和哉
粒来幸吉:奥山樹生
粒来幸吉(女) :青木樹
オーナー:鈴木彩愛
平川:虫鹿優也
平川(女):平岡 美理
振付師:佐藤里帆
芸術監督:下田あい
消田監督:越石裕貴
○田フミヨ:田中伶奈
アンサンブル:済木心媛、福嶋まりあ、本田実子、水落燈李

監修:柴幸男

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たつま @tatsuma429

うおおおおお https://t.co/nUTX8b4gbA

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