第8回せんだい短編戯曲賞の大賞作品に、河合穂高「黄色の森」が選ばれた。
「黄色の森」の舞台は2020年の秋。幼なじみの葵、緑、耶麻は登山で道に迷い、偶然見つけた山小屋の近くで夜を明かすことになった。森の闇がどんどん深くなる中、葵はある生徒の自殺をきっかけに休職していることを告白し……。大賞作品の表彰式とリーディング公演は、2023年度に開催予定。詳細は決定次第、発表される。
2012年度にスタートした「せんだい短編戯曲賞」は、宮城・せんだい演劇工房10-BOXが主催する戯曲賞。今回は286作品の応募があり、荒井正樹「揺レて、ゆれて」、ウラノタツヤ「なんもないなんてないのかな」、大西弘記「浮雲兄弟」、小粥幸弘「そこを、もっと、深く掘れ」、金哲義「タンデム・ボーダー・バード」、私道かぴ「脱げない」、藤原達郎「説明する女」、三橋亮太「花の咲かない原因と対策」、山村菜月「満ち足りた生活」が最終候補に残っていた。
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