大阪での楽しみは“散歩”、A.B.C-Z戸塚祥太の主演舞台「今度は愛妻家」大阪公演明日から

舞台「今度は愛妻家 THIS TIME IT'S REAL」が東京公演を経て、明日10月26日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでスタート。大阪公演開幕を前に、主演を務める戸塚祥太（A.B.C-Z）が意気込みを語った。

中谷まゆみが劇作、板垣恭一が演出を手がける本作で、戸塚は、かつて売れっ子カメラマンだった北見俊介を演じる。演じる役について戸塚は「（北見は）愛妻家じゃない、妻帯者なんだと思いました。超絶売れっ子だったのにもかかわらず、何もできなくなったのには、大きな理由があって。なぜ彼が無気力な日々を過ごすようになったか？という理由が、僕は好きですね。自分が北見と同じ状況に陥ったら、空っぽになっちゃうのかな……と想像してしまいます」と話す。

“愛妻家”と聞いてイメージする人に同じジャニーズ事務所の井ノ原快彦を挙げた戸塚。「井ノ原さんのキラースマイル、目尻のシワ、あれは日々の生活が充実しているからこそ出るもの。愛妻家なんだろうなと想像しています！ 僕も愛妻家になりたいし、なれる可能性はあると思う」と自信をのぞかせる。結婚観については、北見が“反面教師”になっているとし、「自分が結婚するときは、北見のことや、舞台のことを思い出すと思うけれど、結婚願望はそこまでないんです。でも自分の子どもには出会ってみたいな……と思いますね。子育てにも協力したい。それ以前に、もっと恋や失恋を経験したいですね」と明かす。

さらに、大阪で楽しみにしていることを問われると、戸塚は「散歩」と答え、「ぷらぷら歩くのが好きなんです。（妻役の）さくらは沖縄に行くんですが、大阪にも来てたんじゃないかな……と想像しながら、大阪を練り歩きたいですね。浦（陸斗）くんに聞いて、新しいお店とかも開拓しようかなと思います」とニッコリ。「思い出の地である大阪で、たくさんの愛しい気持ちが詰まった『今度は愛妻家』を上演できるのは幸せなこと。５日間、幸せをかみ締めながら、物語をお客さんに届けたいです。そして、お客さん自身の物語を自分で愛おしいなと思ってもらい、自分で自分を抱きしめてあげてほしいですね。その手助けやきっかけになればと思いながら、ステージに立ちたいです」とアピールした。

大阪公演は明日10月26日から30日まで。11月5・6日には宮城・電力ホールでも上演される。