我々はそれでも生きてゆく、文学座「欲望という名の電車」演出は高橋正徳

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文学座公演「欲望という名の電車」が、10月29日から11月6日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される。

文学座公演「欲望という名の電車」チラシ表

文学座公演「欲望という名の電車」チラシ表

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これは、テネシー・ウィリアムズの戯曲「欲望という名の電車」を、高橋正徳の演出で立ち上げるもの。かつて豪華絢爛な暮らしをしてきたが、夫を亡くし、妹夫婦と貧しいアパートで共同生活を送ることになるブランチ・デュボア役を山本郁子、ブランチに苛立ちを感じる義弟・スタンリーを鍛治直人、スタンリーの友人・ミッチ役を助川嘉隆、ブランチの妹でスタンリーの妻・ステラ役を渋谷はるか、そして医師役を小林勝也が務める。

上演に向け高橋は「3年前に文学座公演でテネシー・ウィリアムズの『ガラスの動物園』を演出して以来、いつの日か『欲望という名の電車』も演出したいと思っていました。そしてその日がこんなに早く訪れるとも思っていませんでした。文学座では杉村春子が、座外でも沢山のカンパニーが名演を重ねてきたこの芝居に、新たな息吹を吹き込みたいと思っています。 未だ続くコロナ禍の中で、我々は人間が存在し続ける事の不安定さや孤独を目の当たりにしました。そして我々は孤独を抱えて生きていこうとしています。そういった人間の姿が、この芝居の舞台であるニューオーリンズのエリージャン・フィールド(天国)という街路の片隅に生きる人々と、そこにある日突然現れたブランチ・デュボアの姿に重なるのです。 我々はそれでも生きてゆく。1947年ブロードウェイで初演されたこの芝居は、75年たった今でも色褪せることはありません。ご期待下さい!!」と公式サイトにコメントしている。

10月31日13:30開演回、11月3日13:30開演回には高橋らによるアフタートークが行われる。また東京公演のあと、本作は11月9・10日に岐阜・可児市文化創造センターala 小劇場、12・13日に兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホールで上演される。

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文学座公演「欲望という名の電車」

2022年10月29日(土)~11月6日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

2022年11月9日(水)・10日(木)
岐阜県 可児市文化創造センターala 小劇場

2022年11月12日(土)・13日(日)
兵庫県 兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール

作:テネシー・ウィリアムズ
訳:小田島恒志
演出:高橋正徳
出演:山本郁子鍛治直人、助川嘉隆、渋谷はるか / 中川雅子、大滝寛沢田冬樹、千田美智子、柴田美波、西村知泰、磯田美絵 / 小林勝也

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