本公演は大駱駝艦に24年在籍している
チラシには「夜中ひとり 深山の奥に入り 石上に坐して観念す」というキャッチコピーが記された。田村は公演に向け、「今一度、心とらわれず空っぽになり、到来する物事の力をいただいて10名の舞踏手たちと“をどり”に向き合う所存です」とコメントしている。チケットは9月8日より販売スタート。
田村一行コメント
「舞踏 天狗藝術論」とは
スポーツ選手や料理人の言葉が芸術に通じることがあります。そのように一つの道の究極に達した人の言葉は全てのことに通じ、境界を越え多くの人々の心に届きます。
ここ数年の外へ出ることのできない暗然たる部屋の中や、隠密旅行のような旅公演の車内にも、私の傍らにはいつも天狗がいました。
江戸時代の剣術書「天狗藝術論」。
表紙を開けば其処彼処から300年以上の時をこえて生きた言葉が聞こえ、私はそこで“をどり”の手ほどきを受けるのです。その秘密の稽古は“分かった気になっている”自分を戒めるものでありました。
今一度、心とらわれず空っぽになり、到来する物事の力をいただいて10名の舞踏手たちと“をどり”に向き合う所存です。
大駱駝艦 壺中天 舞踏公演 田村一行「舞踏 天狗藝術論」
2022年10月21日(金)~23日(日)
東京都 シアタートラム
振鋳(振付)・演出・美術:
鋳態(出演):田村一行 /
関連記事
鉾久奈緒美 @MUKUNAOMIrakuda
空っぽになり“をどり”と向き合う、田村一行の集大成「舞踏 天狗藝術論」(コメントあり) https://t.co/N9wkGk6P4x