ミュージカル「アルジャーノンに花束を」浦井健治のチャーリイが9年ぶりに“復活”

浦井健治が主演を務めるミュージカル「アルジャーノンに花束を」が、東京・日本青年館ホールで来年のゴールデンウィークに上演される。

本作は、ダニエル・キイスが1959年に発表した小説「アルジャーノンに花束を」を原作としたミュージカル作品。浦井は同作の初演となった2006年公演で菊田一夫演劇賞、2014年公演で読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いた。

作中では、32歳になっても幼児程度の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードンの物語が展開。あるときチャーリイのもとに「大学の先生が頭を良くしてくれる」という話が舞い込んできた。申し出に飛びついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に連日検査を受けることに。やがて手術を受けたチャーリイは天才的な頭脳を手に入れたが……。

昨日8月6日に41歳の誕生日を迎えた浦井は、約9年ぶりにチャーリイ役に挑むことについて「僕にとっては復活作となるのですが、初演からのたくさんの“愛”を込めて、さらにこれまで携わってきて下さったキャストの皆さん、スタッフの皆さんの想いを自分の中でしっかりと咀嚼して、今の浦井健治としての“チャーリイ・ゴードン”を演じたいと思います」とコメントしている。詳細は続報を待とう。