「超歌舞伎」全国ツアーが開幕、最先端技術で作られた“中村獅童ツイン”お披露目

「超歌舞伎2022 Powered by NTT」が、昨日8月4日に福岡・博多座で開幕した。

これは、歌舞伎俳優とボーカロイドが共演するコンテンツ「超歌舞伎」の全国ツアー。本公演では「超歌舞伎のみかた」「萬代春歌舞伎踊」「永遠花誉功」、リミテッドバージョンでは「永遠花誉功」が上演され、中村獅童、初音ミク、澤村國矢、小川陽喜らが出演する。

超歌舞伎の魅力をナビゲートする「超歌舞伎のみかた」では、獅童の“デジタルツイン”である獅童ツインが実演された。これは、現実世界に生きる人間の“ツイン（双子）”をデジタル上に構築するNTTの最新技術Another Meを用いて作られたもの。獅童は「この度NTTさんが、私の台詞まわしや身振り手振りを『学習』してまるで私のように振る舞い、身振り手振りをするという『獅童ツイン』を開発し、超歌舞伎公演の一幕にて紹介する運びとなりました。超歌舞伎にこのような最先端技術が導入されることで、超歌舞伎の演出の可能性が益々広がるものと思っております。この度もお客様に超歌舞伎をお楽しみいただけるよう精一杯勤めます」とコメントした。

福岡公演は8月7日まで。その後、13日から16日まで愛知・御園座公演、21日から9月3日まで東京・新橋演舞場公演、8日から25日まで京都・南座公演が行われる。