併せて、作・演出を担う
「ディグ・ディグ・フレイミング!~私はロボットではありません~」は範宙遊泳の“めげない人々に捧げる生命讃歌”。出演者には劇団員の
山本卓卓コメント
この戯曲は2年前に留学先のニューヨークで半分だけ書き、残りの半分を日本で書き終え上演するつもりでいた。それぞれの土地で書くことでハイブリッドな空気感が閉じ込められるような気がしていたからだ。ところが日本に帰国してまもなくCOVID-19の猛威が全世界を覆い、そして我々の公演が中止となった。こうした経緯で残りの半分を書くという計画が、すっかり宙に舞ってしまった。そんな振り上げた拳を途中で降ろさざるを得なくなってしまったこの半分の戯曲を、2年越しに書き進めてみることにした。この2年ですっかり世界は変わった。この変化など当然予期していなかった2年前の筆致は、威勢に満ちている。言うなれば、夢を見ている。この「夢を見ている」2年前の戯曲に現実を突きつけ「ほらね」などと冷たくアンサーするつもりはない。むしろ私はもっともっと深く鮮明な夢を見ようとしている。
範宙遊泳 新作本公演「ディグ・ディグ・フレイミング!~私はロボットではありません~」
2022年6月25日(土)~7月3日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
作・演出:
出演:
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埜本幸良 sachiro nomoto @nomotozigoku
新作のビジュアル公開しました☺️ https://t.co/Pd0cmqA3zD