新国立劇場バレエ団「シンデレラ」が、本日4月30日に東京・新国立劇場 オペラパレスで開幕した。
本日30日14:00開演回に出演した小野と福岡からコメントが到着した。小野は「アシュトン版の『シンデレラ』は全てが大好きな作品です。振付や音楽、衣裳に美術、全部にマジックがかかっていて、完璧なお伽話の世界観が舞台上でつくりだされるんです。シンデレラの衣裳を着てセットの中に立つと、まるで美術館にいるような気持ちになります」とその魅力に触れる。福岡は「観に来てくださるお客様には、心温まるシンデレラ・ストーリーをぜひ純粋に楽しんでいただきたい。観客の皆様には勿論、踊っている皆も楽しめるような、そんな舞台にしたい」と意気込みを述べた。
上演時間は約2時間35分で、公演は5月5日まで。
小野絢子コメント
アシュトン版の「シンデレラ」は全てが大好きな作品です。振付や音楽、衣裳に美術、全部にマジックがかかっていて、完璧なお伽話の世界観が舞台上でつくりだされるんです。シンデレラの衣裳を着てセットの中に立つと、まるで美術館にいるような気持ちになります。
シンデレラは義理のお姉さんたちにいじめられてはいますが、決して不幸ではない。悲しいことや辛い思いも受け入れて、他人や環境に左右されずに自分なりの幸せを見つけることのできる女の子で、そんな彼女だからこそ幸せを引き寄せることができたのだと思います。演じていても、お客様として観ていてもとてもポジティブな気持ちになれる、そんな作品です。
2月にコロナの影響で公演がいくつかキャンセルになってしまったので、3ヵ月半ぶりにお客様の前でオペラパレスの舞台に立てることは本当に嬉しいです。皆様にお楽しみいただけるよう全力で頑張りますので、ぜひ劇場へお越しください。
福岡雄大コメント
「シンデレラ」は2010年に初めて主演して以来、王子を踊らせていただいています。歴史もあって長く愛されているアシュトン版を上演できるのは、バレエ団にとっては特別なことだと思います。
王子という役柄は演じる人によって非常に変わるキャラクターです。白いキャンパスに自分なりに色を付けていくように個性を描いていくのはとても楽しいです。ただ、求められるテクニックもレベルが高いですし、登場シーンが実は他の作品の王子よりもすごく緊張するんです。階段の上からお客様に向かって真っ直ぐ進むように踊りだすので……。王子だけでなく、義理の姉たちや仕立屋、床屋などのキャラクターもダンサーによって全く違ってきますから、日替わりで観ていただくのも面白いと思います。
観に来てくださるお客様には、心温まるシンデレラ・ストーリーをぜひ純粋に楽しんでいただきたい。観客の皆様には勿論、踊っている皆も楽しめるような、そんな舞台にしたいです。
新国立劇場バレエ団「シンデレラ」
2022年4月30日(土)~5月5日(木・祝)
東京都 新国立劇場 オペラパレス
振付:
監修・演出:ウェンディ・エリス・サムス、マリン・ソワーズ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
指揮:マーティン・イェーツ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
出演(30日、3日18:00開演回 / 1・4日 / 3日13:00開演回 / 5日)
シンデレラ:
王子:
ほか
chan m @chanmm27
今日はここ最近の興味を深めようと、バレエ有識者に初心者に優しい作品を教えてもらって初めてのバレエ観劇🥰
豪華絢爛な舞台装置や衣装はもちろん、プリンシパルのお2人の華と表現力に圧倒されました👏
ユーモアも随所にあって楽しめました🤭
素晴らしかったです!
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