「The Parlor」は、
取材会には、小林、美弥、花乃、剣が登場。小林は「本当に今大変な状況になっていますが、子供たちが生まれてきたときに『生まれてきてよかった』と思ってもらうために、今私たちができることは何だろうと考えました。大きな変化を生み出すことは1人ひとりの力では難しいかもしれないけれど、身近にあるささやかな物事に対する気付きを無視せずに見つめることが大きな変化につながっていく、そんなことを伝えられたらいいなと思い、この作品を作りました」と語り、「ゴールデンウィークで世の中にいっぱい楽しいこともあると思いますが、エンターテイメントとして楽しく観ていただける作品だと思いますので、『The Parlor』に遊びに来てくださるとうれしいです」と来場を呼びかけた。
美弥は、取材会当日にオーエンとオンラインで初めて顔を見て会話したことを明かし「場所も離れて、国も違うけど、気持ちは近くにいるからねと言っていただけ、温かくてチャーミングな素敵な方だなと思いました」とその印象を語る。またお気に入りの楽曲について「1曲1曲が壮大で物語があって、素敵な曲ばかりなのですが、花乃さん、剣さんと3人で歌う今回のテーマソングのような『The Parlor』という曲も好きですし、ほかの曲と印象が違う『Another World』という、私が演じる朱里の世界観を表している曲がお気に入りです」とコメント。さらに「今日まで大切に大切に作り上げてきたこの作品を皆様にお届けできるのが楽しみです。ちょうどゴールデンウィークなので1人でも多くの方に劇場でご覧いただけたら」と話した。
花乃は「この作品は、私たちが普段生きている日常と同じようにいろいろな個性や思いを持った人たちが集まり、名もなき戦士となって、小さな力を重ねて世界を変えようとしていきます。稽古中に小林さんから『私たち自身が本気で世界を変えようと思って取り組んでほしい』という言葉をいただきました。世界を変えるつもりでがんばりますので、私たちのこのクエストを見届けてください」と意気込みを述べる。
剣幸は「小林さんがお書きになった作品の歌詞やセリフの中に、『なぜ?』と疑問を投げかけることがたくさん出てくるんです。登場人物がどうして『なぜ?』と思うのか、自分では想像がつかない『なぜ』がたくさんあって。でもそれは年齢を重ねていくごとに、平穏無事に生きようとか波風立てないように生きようとだんだんなってくるのを、それではいけないんだなとこの作品に教えられて。小林さんが書く作品はこんなに力強い作品だと感じ、初日に向けて、メラメラ燃えています(笑)」と語った。
上演時間は約2時間15分。東京公演は5月8日までで、そのあと14・15日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールでも公演が行われる。
Musical「The Parlor」
2022年4月29日(金・祝)~5月8日(日)
東京都 よみうりホール
2022年5月14日(土)・15日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
作・演出:
作曲・編曲:アレクサンダー・セージ・オーエン
出演:
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